1975年初版の短編集。「リングを捨てろ」「死んだ男にこの唄を」「陰気なささやき」「白い炎」「裏のうら」「リングサイド・ジャングル」「報酬か死か」の計7編が収録されている。あらすじと感想表題作「報酬か死か」ある日、美人の旅行代理店経営者が事務所を訪れた。大金を運ぶので、ボディガードを依頼したいというのだ。経営者に付き添って取引現場に赴いた志田は、札束と札束を交換するという奇妙さに驚くが、何者かに襲
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1991年初出の作品。柳生一族をテーマにした短編集。「慶安御前試合」(柳生連也斎)、「柳枝の剣」(柳生友矩)、「ぼうふらの剣」(柳生宗冬)、「柳生の鬼」(柳生十兵衛)、「跛行の剣」(柳生新次郎)、「逆風の太刀」(柳生五郎右衛門)の6編を収録。第101回直木賞候補作。剣に生きた、というより生きざるを得なかった運命を背負った柳生一族のそれぞれの立場からの作品群。 柳生と言えば千葉真一=柳生十兵衛みたい
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表題作は記念すべき第1回小説推理新人賞受賞作。その「感傷の街角」の他に「フィナーレの破片」「晒された夜(ブリーチド・ナイト)」「サンタクロースが見えない」「灰色の街」「風が醒めている」「師走、探偵も走る」の計7本が収録。あらすじと感想佐久間公シリーズの特に初期はハードボイルドというより青春小説の匂いが強い。なんせ嫌味がない。そして時おりキレのいいセリフ。ゴリゴリではなく適当な甘さと青さの塊――そん
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1998年刊行の長編企業小説。モデルは全日空。今のところ映像化は無し。あらすじエアライン・日空ビルの取締役室。そこでは後継社長人事を巡り、名誉会長・会長・社長の三人による暗闘が繰り広げられていた。当然、その配下の者たちも緊張感に包まれる。近づいてくる女をスパイと見たり、社長派の面々は自分たちに有利な人事になるよう工作したり。独裁的で永続的なワンマン体制を望む社長に対して、名誉会長の下した判断は――
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1976年出版の誘拐ミステリ。「悪魔たち」ってところがポイントのひとつ。あらすじ元警視庁捜査一課の早乙女は、銀行頭取の令嬢・亜矢子のガードを依頼される。何者かが亜矢子の誘拐を企んでいるという密告電話が頭取の家にあったからだ。電車内でチンピラに絡まれた亜矢子を救うなど仕事をこなしていた早乙女だったが、予定外の亜矢子の行動によって何者かに誘拐されてしまう。しかも、近所に住む女子中学生までもが誘拐される
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1982年刊行の時代小説。竹中半兵衛をメインに取り上げた初めての作品。こういうとこも笹沢左保の先見の明が感じられる。あらすじ若干17歳で美濃国菩提山城の城主となった竹中半兵衛。貴公子然とした美男子でありながら、色白で腺病質な感じがするところから「青びょうたん」と陰口をたたかれていた。だが、斎藤家を支える重心の一人、安藤範俊は娘の阿古を嫁がせる。半兵衛は安藤の予想通り、兵法に熟知し各方面から引く手あ
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2010年出版の時代小説。織田信長亡き後の歴史群像を様々な角度から描いているのが特徴。あらすじ天下統一を目の前にしながら明智光秀の裏切りで無念の死を遂げた織田信長。羽柴秀吉は毛利との和解を経てすぐさま戻り、山崎の戦いにて明智光秀を討ち天下人への道を歩き始める。だが、その前にはやっかいな障壁があった。その一つが織田家の筆頭家老・柴田勝家。北陸において善政を敷き、猛将と謳われた武力は侮れなかった。秀吉
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1973年のスペンサーシリーズ第1弾。ネオ・ハードボイルドの旗手として名を挙げ、日本でもヒットしたシリーズ。あらすじ大学総長に呼ばれた私立探偵スペンサー。図書館で厳重に保管されていたはずの中世の書物「ゴッドウルフ彩飾写本」が何者かに盗まれたというのだ。調査を開始したスペンサーは学内の過激派組織SCACEで書記を務める女子学生テリイと接触。ところが、その深夜に彼女からの電話で駆けつけてみると射殺死体
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1992年出版の長編ミステリ。イタリアを舞台にしたサスペンスロマンって感じ。あらすじ高岡まろんの名で人気だった元アイドル、藤岡みのり。事務所独立に絡んであることないこと言いふらされて、今では普通に暮らしている。ところが、みのりに意外な話が転がり込んできた。人気作家・鮎川の原作映画に主役で抜擢されたのだ。プロデューサーや鮎川たちとロケハンでイタリアに旅立つみのり。主人公のモデルは新宿ゴールデン街のア
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1984年出版のハードバイオレンス。国内を飛び越え、どこまで行くねん的展開が魅力の作品。あらすじ張込み中に暴走族をどつきまわした刑事・平泉。ところがメンバーの一人が大企業の副社長の息子だったことから刑事をクビになってしまう。仕方がないので高級マンションで暮らす親友・宗村のもとへ。しかし、大企業のドラ息子の宗村もまた父親に勘当され無一文。食事にも困り果てた2人の前に救いの手が。平泉のクビの原因となっ
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