ロバート・B. パーカー「ゴッドウルフの行方 」を久々に読む

1973年のスペンサーシリーズ第1弾。
ネオ・ハードボイルドの旗手として名を挙げ、
日本でもヒットしたシリーズ。

あらすじ

大学総長に呼ばれた私立探偵スペンサー。
図書館で厳重に保管されていたはずの中世の書物
「ゴッドウルフ彩飾写本」が何者かに盗まれたというのだ。

調査を開始したスペンサーは学内の過激派組織SCACEで
書記を務める女子学生テリイと接触。

ところが、その深夜に彼女からの電話で駆けつけてみると
射殺死体のそばでラリッた状態のテリイが立ち尽くしていた。

スペンサーはテリイを殺人容疑から救おうとするが
総長からは首にされ、ギャングからは追われる始末。

新たな殺人が起こる中、スペンサーが辿り着いた真相とは?――という話。


感想

第4弾「約束の地」がアメリカ探偵作家クラブ賞を受賞し
第7弾「初秋」で不動の人気を手にしたスペンサーシリーズ。

日本でも大人気で、当時女子大生が大学のキャンパスを
スペンサーシリーズを小脇に抱え歩くのが流行ったと言われている。

いまどきスマホを観ながら歩いてる学生はおっても
本を小脇に抱えなんてのはめったにお目にかからない。

ま、自分たちもそうだったが。

それはさておき、スペンサーシリーズ第一弾。
まだホークもいなけりゃスーザンもいない。

というわけで軽口も気の利いた返しも
アクションもぜーんぶスペンサーが担当。

親子どんぶりまでかましてくれる。

「わたしは、自分が扱いたいと思う問題を扱う……
 だからフリーランサーなのです」

やっぱりスペンサーはかっこいい。

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