フリーライター Sakamoto Norio ブログ
名探偵ポワロシリーズ第18弾。原作は短編『首相誘拐事件』。あらすじフランスに向かったはずのイギリスの首相・マカダムが何者かに誘拐された。首相はフランス行きの列車に乗る直前にも襲撃されたという。政府高官から極秘の依頼を受けたポワロが動き出す。ポワロは誘拐が起きたフランスに向かわず、襲撃を受けた車や首相運転手・イーガンの調査に。やきもきする政府高官やジャップ警部、それにヘイスティングスを尻目にポワロは
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名探偵ポワロシリーズ第17弾。原作は短編『安アパート事件』。あらすじヘイスティングスとジャップ警部とともに、アメリカのギャング映画を観に行ったポワロ。終始目を閉じていたポワロは口直しならぬ気分直しにパーティーへ。そこでポワロは若いロビンソン夫妻の話に興味を持つ。高級フラットが格安で賃貸に出されていて、直前に断られていた人がいたのに自分たちはなぜかOKだったこと、お得な物件なのになぜ長い間広告が出て
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1985年火曜サスペンス劇場枠で放送。主演は鶴田浩二。中井貴恵、小林昭二、神山繫、内藤武敏などが出演。あらすじ定年間近の刑事・茂竹(鶴田浩二)。一人娘・恭子(小野さやか)を無事に嫁がせ、亡き妻に報告していると、電話が鳴る。それは、恭子と同じぐらいの年齢の女性からの間違い電話だった。時々かかってくる間違い電話の女性と、会うことになった茂竹。高桑光枝(中井貴恵)と名乗った女性の正体は――という話。感想
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1976年初出の短編集。殺意の河あらすじOLの乃梨子は、売れっ子作家・笠井が週刊誌でたずね人の記事を出していることを知った。たずね人の内容が自分に似ている部分があったことから、用心しながら名乗り出てみることに。すると、とんとん拍子で結婚話が進み、週刊誌でも取り上げられて一躍時の人となるのだが――という話。感想男女の機微というか、勘違いが生んだ悲劇というか。はたまた因果応報とも言えるし、いろんなこと
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デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第45弾。第133話「死体の首を折る男」ゲストは高橋昌也、根上淳、有吉ひとみ、溝口舜亮など。あらすじ第二のロッキード事件と呼ばれる疑獄事件を暴くため、密かに証人として呼んだ金融ブローカー・シュナイダー、撃たれたシュナイダーの手術にあたった松宮医師がともに殺し屋に葬られた。シュナイダーと松宮医師の死を隠し、証人喚問が行われるまでの間に事件の真相を暴こうと動くGメ
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1988年火曜サスペンス劇場にて放送。女弁護士高林鮎子シリーズの第4弾。原作は津村秀介『天竜峡殺人事件』。ゲストは井上純一、北原佐和子、名古屋章、浦辺粂子など。あらすじ平塚七夕祭りの夜、殺人事件が発生。被害者は旅行マニアの岡野で、捜査を担当した定年間近の片瀬部長刑事(名古屋章)は岡野の銀行通帳に9000万円の預金があったことに驚く。事件を目撃したスナックのママの証言を手掛かりに、印刷所の営業をして
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デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第44弾。第130話「一卵性双生児 殺人事件」ゲストは峰岸徹、織本順吉、竹井みどり、近藤宏など。あらすじ通勤中にトラック運転手とトラブルになった中屋刑事。その運転手は、警官殺しで全国指名手配中の坂本伸次にそっくりだった。警官殺しを担当している長野県警・千曲署の大町部長刑事(織本順吉)は中屋にデカ根性を教えてくれた恩人。中屋と大町はトラック運転手を逮捕するが、そ
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デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第43弾。第127話「マカオの殺し屋」126話の続編。香港マカオシリーズ第2弾。あらすじ三年前の不思議な縁で、明子(風吹ジュン)と次第に思い合う草野刑事。しかし、捜査に協力した明子が殺し屋に撃たれ死亡。得意の空手で麻薬組織を追い詰めていくと、敵と思った張孔明(白彪)は秘密捜査官だった。協力して捜査に当たるが、敵の手に落ちる草野。明子のクリニックに通っていた張春
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1975年NHK土曜ドラマ枠にて放送。松本清張シリーズの一作で、著者本人がどこかでチラッと出演しているのが魅力。本作ではタクシー運転手。原作は松本清張『黒い画集』の同名短編小説。平幹二朗、香山美子、中谷一郎、殿山泰司などが出演。あらすじ新任の銀行支店長・沖田(平幹二朗)はあいさつ回りで、料亭の女主人・奈美(香山美子)に一目ぼれ。10か月経った頃には、いい仲になっていた。沖田を支店長に引き立てたのは
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1990年土曜ワイド劇場にて放送。副題は「エアロビクス 妖しい肢体が殺意をよぶ!」原作は乱歩賞作家・長井彬『殺人路・上高地』。主演は岡江久美子。夏樹陽子、柴俊夫、音無真喜子、赤塚真人などが出演。あらすじ人気のアスレチッククラブに入会した並木裕子(岡江久美子)。事務局長・西(赤塚真人)の勧めで、河本真紀子(夏樹陽子)のエアロビクス教室に入ることに。西を巡ってライバル関係にある同じエアロビクスのインス
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