フリーライター Sakamoto Norio ブログ

西村寿行「霖雨の時計台」を読む

西村寿行「霖雨の時計台」。1983年の作品。あらすじと感想当時「火曜サスペンス劇場」で田中邦衛主演でテレビドラマ化された。再放送で観て印象に残っていたので覚えている。このブログを書くまでずっと「きりさめの時計台」と思っていた。勘違い。正しくは「りんう」である。ちなみに、霖雨とは何日も降り続く雨、ながあめということである。内容は死刑執行まで5日と迫った男の無実を信じ、単独でそれを証明しようとする刑事
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市川雷蔵主演映画「陸軍中野学校」を観る

市川雷蔵主演の「陸軍中野学校」を観た。シリーズ化され合わせて4作品あるがスパイ養成学校を創立し第一期生を送り出すまでの1作目が一番面白い。あらすじと感想主演は市川雷蔵だが学校創立者の加東大介の方が印象に残る。見せ場はスパイ教育を受けるため行方不明扱いになっている市川雷蔵の身を案じるあまり敵側に利用されてしまう婚約者(小川真由美。若い!)を毒殺するため、会いに行くシーンである。仕事を冷静にこなそうと
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実録テレビドラマ「黒い看護婦」を観る

今日は知り合いのフィルムコミッションが関わっていた「黒い看護婦」を観た。大竹しのぶ×寺島しのぶ×坂井真紀×木村多江というなかなか豪華な出演陣。原作を昔出版された時に読んでいたことと、病院で働いていた自分としては楽しみに観た。結論からいうと、うーん・・・という感じ。なかなか絞りにくいとはいえ、もうちょっとやりようはなかったのか。豪華出演陣の弊害か。主犯格の人物像を掘り下げた方がよかったんじゃないかな
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バスケット映画「グローリー・ロード」を観る

2006年のアメリカ映画。全米大学バスケット史上もっとも重要かつ奇跡の出来事と言われている実話を描いた作品だ。何で観てないんだろ?と思ったら日本未公開だったみたい。そういう作品がDVDで観られる便利な現代社会でよかった。あらすじその実話とは1966年の出来事。当時の大学バスケット界は白人中心。黒人はホームで1人、アウェイで2人、敗戦処理で3人しか出場できないという暗黙のルールがあったそうである。そ
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必殺シリーズスペシャル・「必殺仕事人2014」を観る

休日は二度寝して爆睡してしまう今日この頃。昔は寝過ぎると頭が痛かったが最近はない。歳くったということか、はたまたその逆か。いずれにしても時間の使い方が相変わらず。目ざましにまだ観ていなかった「必殺仕事人2014」を観た。あらすじと感想我が家は時代劇しか観ないような家庭だったがなぜか仕事人シリーズと大河ドラマは観てない。理由はなんとなく想像がつき要は勧善懲悪ワンパターンしか共有できない脳みそだったの
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大藪春彦「餓狼の弾痕」を読む

今日の読書は大藪春彦「餓狼の弾痕」。1994年発刊のかなり後期の作品。あらすじと感想高校時代、「野獣死すべし」「蘇る金狼」「女豹の掟」とか授業中に読んでた。角川文庫のカバーがかっこよかったなあ。1996年に61歳で亡くなった大藪春彦。うちの死んだ親父と同い年か。早逝なのにたくさんの作品がある。自分41だけど今から20年でこんなに作品出せるだろうか。デビュー作「野獣死すべし」以来貫かれている巨大な権
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東映映画「血槍無双」を観る

今週もあっという間に終わり気がつけば半月経った。まあ早いこと。サッカーアジアカップはイラクに勝利。しかし夕方6時からサッカー見るというのはもうひとつピンとこないのはなんでだろ。そんなこんなで映画「血槍無双」を観た。あらすじと感想東映時代劇映画全盛期のスター、片岡千恵蔵と大川橋蔵がメインの作品。内容はといえば忠臣蔵異聞話。赤穂浪士四十七士の一人、杉野次房。通称は十平次。これが大川橋蔵。後に「銭形平次
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松方弘樹主演時代劇映画「月影忍法帖 二十一の眼 」を観る

「雨の降る夜は心も濡れる  まして一人じゃなお寂し」と歌っていたのは美川憲一「柳ヶ瀬ブルース」。「冷たい雨」を歌っていたのはハイ・ファイ・セットで作詞・作曲はユーミン。そんなこたあどうでもいいのだが寒いとこに雨が重なるとやる気の出ないこと出ないこと。日が変わって雨がやんでも変わらず寒い。金稼いだらハワイに永住したいホント。もしくは夏北海道で、冬沖縄に住むか。そんな生活がしたいと思う今日この頃。最近
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萬屋錦之介主演・テレビ時代劇「長崎犯科帳」を観る

テレビ時代劇「長崎犯科帳」を全話観た。1975年の作品で日テレで放送されたもの。あらすじと感想メンバーは萬屋錦之介、田中邦衛、火野正平、杉本美樹、新克利とそれなりに豪華。要は必殺シリーズが流行っていたのでTBSが「影同心」を制作したのに対しじゃあ日テレもという感じだったのだろうか。必殺との違いでいえば被害者から金をもらうんじゃなくて、錦之介の長崎奉行が堂々と賄賂をもらいそれを殺し料に使うという考え
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映画「ダラスの熱い日」を久々に観る

土日は有馬温泉で新年会を開きリフレッシュ。寒い日が続く中、温泉とうまい料理は明日への活力。持つべきものは良き友達だと感じる今日この頃。なんとなく硬派な映画が見たいと思い1973年公開の「ダラスの熱い日」をチョイス。あらすじと感想言わずと知れたケネディ暗殺を描いた映画でかなり昔に観たはずなのだがその時は正直あまりいい映画だとは思わなかったのだが久々にみるとやっぱりいい映画じゃないか。歳とると見方が変
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