フリーライター Sakamoto Norio ブログ
1966年のマカロニウエスタン。何でもタイトルに用心棒つけりゃいいってもんでもなかろうに。あらすじと感想主演は棺桶ひきずりマシンガンぶっ放すことでおなじみフランコ・ネロ。何やっても「続・荒野の用心棒」のどインパクトにはなかなか勝てない気がする。しかし相変わらずの暑苦しさ。ジュリアーノ・ジェンマなら女がつきものだが、この人には必要なし。脇を固めるのは以前観た「荒野の無頼漢」ジョージ・ヒルトン。本作で
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天知茂美女シリーズ「赤いさそりの美女」を久々に観る。あらすじと感想本作はシリーズ第9作にあたり、お馴染のテーマソングが初めて使用された作品。ヒロインは大岡越前の嫁、宇津宮雅代さん。西岡徳馬と故三浦洋一の元嫁さんでもある。時代劇とサスペンスが似合う美人。最近見ないけど。それから実力派女優という言葉が似合う永島暎子さん。「竜二」の嫁さん役よかったなあ。そして意味もなく裸で殺される野平ゆきさん。日活ロマ
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1968年製作ジョン・ウェイン主演「ヘルファイター」を観た。あらすじと感想ジョン・ウェインといえば西部劇の人という感じだが今回は珍しく現代劇。この次の年に何年か前にリメイクされた「勇気ある追跡」に出るんだよねえ。映画を最初に意識して観始めたころ、よく観たのがジョン・ウェイン作品だった。「静かなる男」とか「アラモ」「黄色いリボン」「リオ・ブラボー」など。ミスター・アメリカって感じの人だよなあ。監督は
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1969年製作の東映映画。和製マカロニウエスタンて感じ。主演は殺陣の技術なら歴代1、2を争う使い手若山富三郎さん。何であの体型であんなに速く動けるのか不思議。「賞金稼ぎ」シリーズと映画版「子連れ狼」シリーズは観なきゃ損である。あらすじ時代は江戸後期、オランダ船が江戸湾に現れ幕府に新式銃提供したるから条約締結せえやと働きかけるが将軍家重ちゃんは拒否。オランダ船はしぶしぶ帰ったかと思えばルート変更して
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1972年10月から2クールで放送された望月三起也原作のテレビドラマ「ワイルド7」。連載開始は1969年で約10年続いた人気マンガ。あらすじと感想何年か前に瑛太主演で映画化もされた(ワイルド7じゃなくマイルド7じゃねーかという話もあったが)。腕を見込んでスカウトされた7人のアウトローが超法規的警察官になり、法で裁けぬ悪に対してマシンガンで処刑を行っていくというおよそ少年誌とは思えないハードなお話。
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1983年公開の松竹映画。原作は西村望の同名ノンフィクション小説。映画は事実と違う部分はいろいろあるが、大きい流れは事実に沿っている。あらすじと感想モデルは岡山の山奥で起きた「津山三十人殺し」。横溝正史「八つ墓村」のモデルでもある。ちなみに小説ではこんな事件が過去にありました、程度にしか触れられておらず(たしか)、映画のように「たたりじゃ~」みたいな描写はなかった様な(映像的にはインパクト大だけど
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昼に休憩がてら映画「ジャガーノート」を久々に観る。あらすじと感想1974年イギリス映画。ハリウッドとはまた違った感じの独特なテイスト。監督はビートルズ映画や「三銃士」を撮ったリチャード・レスター。一番いい時期の作品である。主演は「ハリーポッター」で校長役をやってたリチャード・ハリス。「カサンドラ・クロス」や「ワイルド・ギース」など出演作は結構観てる。本作ではパイプ姿がやたらと似合っている。その他「
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江戸川乱歩美女シリーズ第2作目「浴室の美女」を観る。まだ土曜ワイド劇場黎明期の頃で90分枠だった時代。なので本編は71分と少々。何回も見てるのだがこれは天知茂バージョン25作の中でも1,2を争う出来栄えといえる。あらすじと感想原作は江戸川乱歩「魔術師」。主演はもちろん天知茂。1作目にはいなかった荒井注の浪越警部が初登場。妖艶な夏樹陽子。この時代はホント綺麗(今も綺麗だが)。助手の文代は五十嵐いづみ
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明智小五郎シリーズ、今日は「妖しいメロディの美女」。通算26作目、北大路欣也に代わっての第1作目である。あらすじと感想ゲストは夏樹陽子。何回出て何回死んどんのアンタ。ファンだけど。今回も期待通り毒飲んで死んでしまう。裸なし。どうせ胸は吹き替えだから意味ないけど。怒られるな。それからかたせ梨乃。前も出てた。縛られてギザギザの歯車に刻まれかけたこともある。今回はめちゃめちゃ影薄い。カットされたのかなん
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毎度おなじみ美女シリーズ第28弾。天知茂亡きあと、北大路欣也に代わっての3作目。あらすじと感想何回見てもやっぱり天地茂のニヒルでクールな感じには到底勝てない。なんか中間管理職のおっさんが捜査してる感じでちっともダンディではない。というか前任者がオーバーだっただけとも言えるが、荒唐無稽な作品にはそれぐらいじゃないと釣り合わないのかも。真面目な感じがにじみ出ている明智小五郎もありといえばあり。登場人物
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