フリーライター Sakamoto Norio ブログ

松竹映画「必殺仕掛人 春雪仕掛針」を観る

1974年2月16日公開。必殺仕掛人映画化第3弾。必殺の映画作品の中で最高傑作の呼び声が高い。あらすじと感想緒形拳の藤枝梅安は相変わらずハマり役。テレビシリーズの西村左内からなぜか小杉十五郎になってる林与一。音羽屋半右衛門の山村聰はずっと変わらず。ゲストの俳優陣が豪華の一言。梅安の昔の女で盗賊の頭、悪のヒロインお千代には岩下志麻。妖艶という言葉がピッタリ。その手下には夏八木勲。半右衛門にぶった切ら
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名探偵ポワロ11「エンドハウスの怪事件」を観る

1990年放送の名探偵ポワロシリーズ第11弾。これが初の2時間ものだったのね。あらすじ海辺の町へ休暇にやってきたポアロとヘイスティングス。そこで若く美しい女性ニックと出会う。話を聞くと最近襲われているとのこと。人のよさそうな恋人ジョージと帰ってくが彼女が忘れた帽子に銃弾の跡をポワロは見つけてしまう。こりゃ休暇どころの騒ぎじゃないとポワロは捜査を開始する。彼女が所有しているエンドハウスにはいとこやら
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東映映画「やさぐれ姉御伝 総括リンチ」を観る

1973年6月7日公開の東映映画。なぜか成人映画。しかしまあ無茶苦茶なタイトル。インパクトはあるけど。あらすじ神戸港に着いた猪の鹿お蝶はいきなり拉致監禁、股裂きの拷問を受ける。あげくの果てには女殺しの濡れ衣まで。しかし、ムショ帰りの譲二が彼女を救う。お蝶は自分をはめた奴をぶち殺すため手引きをした女スリを探し出す。情け容赦なくスリを尋問するお蝶。自分をはめた男どもは潰されたヤクザの残党で女スリをシャ
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西村京太郎サスペンス「十津川警部シリーズ54」を観る

シリーズ第54作、2015年4月13日放送。「サンライズ出雲の女 消えた似顔絵の女 夜行列車の密室から深夜に消えた謎の女…次々と起こる連続殺人で明らかになる似顔絵の女の悲しい過去!」・・・長いなタイトルが。昔の土曜ワイド劇場もたいがい長かったけど。だいたい長いとロクなことがない。結論からいえばものすごーくつまらんかった。ていうかチープ。こんだけ出来が悪いのも珍しい。だいたいあの私立探偵がきちんと報
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明智小五郎美女シリーズ14「五重塔の美女」を観る

1981年1月10日放送、シリーズ第14弾。あらすじと感想原作は江戸川乱歩「幽鬼の塔」。小学生の時読んだが全く記憶なし。ゲストは片平なぎささん。文句なくキレイ。「大空港」や「雪姫隠密道中記」の後ぐらいの時期。まだ全然2時間サスペンスの女王ではない。回想シーンのセーラー服姿はちょっと笑える。他には日活ロマンポルノの宮井えりな。やっぱり風呂場じゃなかった風呂上がりに殺される。他にも「よせなべトリオ」生
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小林旭主演東映映画「多羅尾伴内」を観る

1978年製作・公開の東映映画。あらすじと感想古くは片岡千恵蔵主演で大ヒット。要するにリメイクしたわけである。花形野球選手の謎の怪死、アイドルの胴切り殺人、アイヌがらみの不気味な狐男の出現など複雑怪奇な事件が巻き起こる。そこに悪徳医大経営者、野球賭博がらみの暴力団などが交わり解決が一層困難になるが名探偵多羅尾伴内が解き明かす。主演は「マイト・ガイ」小林旭。劇中で前年のヒット曲「昔の名前で出ています
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石井輝男監督映画「徳川女系図」を観る

1968年5月公開の東映映画。監督は「網走番外地」の石井輝男。強烈なインパクトある作品数多し。主演は「ハンサムタワーズ」吉田輝雄。同じメンバーだった菅原文太さんは亡くなったが、この方はご存命の様である。あらすじ吉田輝雄扮する徳川五代将軍綱吉は、大奥という名のハーレムでやりたい放題の生活。当時の大奥は正室の御台所派と愛妾お伝派に分かれ、勢力争いがエスカレート。それをよそに綱吉は内またにほくろのある女
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多岐川裕美主演東映映画「新女囚さそり701号」を久々に観る

1976年11月17日公開の東映映画。あらすじと感想本作から主人公の松島ナミが「芸者小波」梶芽衣子さんではなくなる。この作品では「聖獣学園」多岐川裕美さん。前作までの梶芽衣子さんのさそりのイメージが強すぎるが、意外とイケる作品。要するにさそりはほとんどしゃべらなくても絵になりゃOK。しいていえば多岐川さんの方が情感があるかなあ。まあ話の流れも関係あるけど。どういう話かというと女子大生松島ナミの姉「
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明智小五郎美女シリーズ5「黒水仙の美女」を観る

二日酔いで原稿どころの騒ぎではない。タバコとコーヒー飲みながら、明智小五郎美女シリーズ「黒水仙の美女」を観た。あらすじと感想まだ土曜ワイド劇場が2時間サスペンスになる前の作品で、シリーズ第5作である。しかしこの時代、裏ではGメン75も高視聴率だったわけで、今とは随分テレビドラマの持つ重みが違う感じがする。今回のメンバーはまだ「魅せられて」ないジュディ・オング。「必殺からくり人」などいろんな作品に出
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「熱闘!日本シリーズ 1978 ヤクルト-阪急」を観る

久々に 「熱闘!日本シリーズ 1978ヤクルト-阪急」を観た。ヤクルト初優勝時の映像なのだが、本拠地神宮球場は大学野球で使えず後楽園球場を借りてるという今からすればのどかというかなんというか。しかし狭いなあ後楽園にしろ西宮にしろ球場が。まあ外で野球やってる感があっていいけど。この年の日本シリーズと言えば最終第7戦のヤクルト大杉選手のポール際のホームランをめぐる阪急上田監督の1時間19分に渡る抗議が
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