フリーライター Sakamoto Norio ブログ

石井輝男監督映画「徳川女系図」を観る

1968年5月公開の東映映画。監督は「網走番外地」の石井輝男。強烈なインパクトある作品数多し。主演は「ハンサムタワーズ」吉田輝雄。同じメンバーだった菅原文太さんは亡くなったが、この方はご存命の様である。あらすじ吉田輝雄扮する徳川五代将軍綱吉は、大奥という名のハーレムでやりたい放題の生活。当時の大奥は正室の御台所派と愛妾お伝派に分かれ、勢力争いがエスカレート。それをよそに綱吉は内またにほくろのある女
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多岐川裕美主演東映映画「新女囚さそり701号」を久々に観る

1976年11月17日公開の東映映画。あらすじと感想本作から主人公の松島ナミが「芸者小波」梶芽衣子さんではなくなる。この作品では「聖獣学園」多岐川裕美さん。前作までの梶芽衣子さんのさそりのイメージが強すぎるが、意外とイケる作品。要するにさそりはほとんどしゃべらなくても絵になりゃOK。しいていえば多岐川さんの方が情感があるかなあ。まあ話の流れも関係あるけど。どういう話かというと女子大生松島ナミの姉「
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明智小五郎美女シリーズ5「黒水仙の美女」を観る

二日酔いで原稿どころの騒ぎではない。タバコとコーヒー飲みながら、明智小五郎美女シリーズ「黒水仙の美女」を観た。あらすじと感想まだ土曜ワイド劇場が2時間サスペンスになる前の作品で、シリーズ第5作である。しかしこの時代、裏ではGメン75も高視聴率だったわけで、今とは随分テレビドラマの持つ重みが違う感じがする。今回のメンバーはまだ「魅せられて」ないジュディ・オング。「必殺からくり人」などいろんな作品に出
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「熱闘!日本シリーズ 1978 ヤクルト-阪急」を観る

久々に 「熱闘!日本シリーズ 1978ヤクルト-阪急」を観た。ヤクルト初優勝時の映像なのだが、本拠地神宮球場は大学野球で使えず後楽園球場を借りてるという今からすればのどかというかなんというか。しかし狭いなあ後楽園にしろ西宮にしろ球場が。まあ外で野球やってる感があっていいけど。この年の日本シリーズと言えば最終第7戦のヤクルト大杉選手のポール際のホームランをめぐる阪急上田監督の1時間19分に渡る抗議が
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マカロニウエスタン「真昼の用心棒」を観る

1966年のマカロニウエスタン。何でもタイトルに用心棒つけりゃいいってもんでもなかろうに。あらすじと感想主演は棺桶ひきずりマシンガンぶっ放すことでおなじみフランコ・ネロ。何やっても「続・荒野の用心棒」のどインパクトにはなかなか勝てない気がする。しかし相変わらずの暑苦しさ。ジュリアーノ・ジェンマなら女がつきものだが、この人には必要なし。脇を固めるのは以前観た「荒野の無頼漢」ジョージ・ヒルトン。本作で
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明智小五郎美女シリーズ9「赤いさそりの美女」を観る

天知茂美女シリーズ「赤いさそりの美女」を久々に観る。あらすじと感想本作はシリーズ第9作にあたり、お馴染のテーマソングが初めて使用された作品。ヒロインは大岡越前の嫁、宇津宮雅代さん。西岡徳馬と故三浦洋一の元嫁さんでもある。時代劇とサスペンスが似合う美人。最近見ないけど。それから実力派女優という言葉が似合う永島暎子さん。「竜二」の嫁さん役よかったなあ。そして意味もなく裸で殺される野平ゆきさん。日活ロマ
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ジョン・ウェイン主演映画「ヘルファイター」を観る

1968年製作ジョン・ウェイン主演「ヘルファイター」を観た。あらすじと感想ジョン・ウェインといえば西部劇の人という感じだが今回は珍しく現代劇。この次の年に何年か前にリメイクされた「勇気ある追跡」に出るんだよねえ。映画を最初に意識して観始めたころ、よく観たのがジョン・ウェイン作品だった。「静かなる男」とか「アラモ」「黄色いリボン」「リオ・ブラボー」など。ミスター・アメリカって感じの人だよなあ。監督は
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若山富三郎主演・東映時代劇映画「賞金稼ぎ」を久々に観る

1969年製作の東映映画。和製マカロニウエスタンて感じ。主演は殺陣の技術なら歴代1、2を争う使い手若山富三郎さん。何であの体型であんなに速く動けるのか不思議。「賞金稼ぎ」シリーズと映画版「子連れ狼」シリーズは観なきゃ損である。あらすじ時代は江戸後期、オランダ船が江戸湾に現れ幕府に新式銃提供したるから条約締結せえやと働きかけるが将軍家重ちゃんは拒否。オランダ船はしぶしぶ帰ったかと思えばルート変更して
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テレビドラマ「ワイルド7」第一話と十三話、最終回を観る

1972年10月から2クールで放送された望月三起也原作のテレビドラマ「ワイルド7」。連載開始は1969年で約10年続いた人気マンガ。あらすじと感想何年か前に瑛太主演で映画化もされた(ワイルド7じゃなくマイルド7じゃねーかという話もあったが)。腕を見込んでスカウトされた7人のアウトローが超法規的警察官になり、法で裁けぬ悪に対してマシンガンで処刑を行っていくというおよそ少年誌とは思えないハードなお話。
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実際の事件がモデルの映画「丑三つの村」を観る

1983年公開の松竹映画。原作は西村望の同名ノンフィクション小説。映画は事実と違う部分はいろいろあるが、大きい流れは事実に沿っている。あらすじと感想モデルは岡山の山奥で起きた「津山三十人殺し」。横溝正史「八つ墓村」のモデルでもある。ちなみに小説ではこんな事件が過去にありました、程度にしか触れられておらず(たしか)、映画のように「たたりじゃ~」みたいな描写はなかった様な(映像的にはインパクト大だけど
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