明智小五郎美女シリーズ33「みだらな喪服の美女」を久々に観る

1994年土曜ワイド劇場で放送。
主演交代しながら長らく続いた美女シリーズ最終作。
原作は江戸川乱歩「白髪鬼」。
ゲストは杉本彩、寺田農など。

あらすじ

事故死に見せかけ資産家の夫(寺田農)を殺した
妻(杉本彩)とその愛人。

しかし、遺産の一つである絵を渡すのを渋る
画商を謀殺するため、証人になるボンクラな探偵を探し始める。

そこで依頼されたのが明智くん。
それまでの名声は何だったのかという話なのだが
美女に弱い明智くんは当然のごとく引き受ける。

まんまと謀殺に成功した妻と愛人だったが
そこに夫の遠縁にあたる里見が現れ、事態は意外な方向に――という話。


感想

「白髪鬼」といえばシリーズ第7弾「宝石の美女」でも映像化。
どちらが好みかといえば意外と本作の方がいい感じ。

サイドストーリーというかそのあたりが
本作の方がしっかりしてるというか肌に合うというか。

杉本彩はまだ若い頃だけどそう悪くはないし。
もうちょっと歳とってからならもっとよかったかも。

通算33作続いた美女シリーズだが、
ほとんどの場合眉間にしわが欠かせない天知茂のイメージが強い。

ま、それも無理ない話で
脇役にいたるまでゲストが豪華だしねえ。

やっぱり時代の流れとともにお約束の裸が出て来んとか
女性向けにソフトにソフトになってったからねえ。

シリーズが終わるのもしょうがなかったのかな。
もう一度最初から観直してみたいシリーズ。

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