明智小五郎美女シリーズ32「からくり人形の美女」を久々に観る

1992年土曜ワイド劇場で放送。
西郷輝彦に主役が代わっての第1弾。
荒井注の浪越警部が久々の復活。
原作は江戸川乱歩「吸血鬼」。
シリーズ1「氷柱の美女」以来のドラマ化。
ゲストは美保純以外全くもってパッとしない面々。

あらすじ

男を巡り、母親から「決闘」を申し込まれる倭文子(美保純)。
ところが、毒を飲んだのは母親の方で崖から転落死する。

決闘なんだからしゃあないやんけ、ということで
事件は丸く収まるかと思いきやここから奇怪な出来事が連発。

ご丁寧に決闘が起こる前に明智くんに頼んでいたおかげで
危機を逃れまくる倭文子だったのだが――という話。


感想

音楽がアレンジされようがフィルムがVTRになろうが、
キャスティングがしょぼかろうが面白ければOKなわけで。

ところが、これといって面白いところがねーんだな、これが(笑)
明智が豪邸に住んでようが執事がいようが
文代が弁護士だろうがこれまた別にどーでもいい。

オメーは浅見光彦か、と突っ込みたくなる雰囲気だが。
荒井注さんも年取り過ぎて切れ味はねえし。
そもそも三谷が2人で取り合うほどのもんかいな。

後半は舞台劇ですか、と言いたくなるような展開に。
美保純さんは「天使と悪魔の美女」以来のご出演。
別に西郷輝彦が悪いわけではないのだが、
何だろねえ、全体的に雰囲気がもう一つなんだな。

やっぱりベタな方が面白いのよ、こういう作品は。

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