明智小五郎美女シリーズ29「日時計館の美女」を久々に観る

1988年土曜ワイド劇場で放送。
北大路欣也版の第4弾。
原作は江戸川乱歩「屋根裏の散歩者」。
ゲストは真野響子、水野久美、朝加真由美、西田健など。

あらすじ

相変わらず仕事もせんと
バードウォッチングしに鎌倉に来た明智くん。

鳥の写真撮りまくってたら大きな館が見えて
窓から郷田万喜子(水野久美)が顔を出していた。

すると後ろから何者かの手が忍び寄る。
シャッター切りまくった明智くんは館に。

言わんでもいいのに誰かがあなたを殺そうとしていたと告げる。
写真現像したらわかるからとまるでフィルム抜いてくれと言わんばかりに。

案の定、何者かがフィルムを台無しに。
探偵失格でしょ、アンタ。

で、館にはうさんくさい連中がぞろぞろおって、
なんやかんやあって明智くんに依頼しようとした
万喜子が何者かに殺害されてしまい、明智くんが――という話。


感想

「屋根裏の散歩者」は人気の作品だけど
天知茂バージョンでは意外にも映像化されず。

ベタすぎるからやらんかったのかね。
ホントならもっとおどろおどろしい話になるのだろうが
北大路欣也だとやたらとスマートな探偵話になっていく。

ま、これも時代の流れというやつかね。
屋根裏の散歩者話に宝探しをくっつけたところが本作のポイント。

しかし、あんな場所に宝あったら
わざわざ探さんでもそれまで見つかるやろと思うのだが(笑)

水野久美さんは「天国と地獄の美女」にも出てましたな。
朝加真由美さんも「白い人魚の美女」に出てたし。
この頃は暴れん坊将軍は卒業してたのかね。

西田健さんはやっぱりというかなんというか殺されるし。
ま、そんなとこを楽しむのもシリーズならではですな。

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