1980年土曜ワイド劇場で放送のシリーズ第13弾。
原作は江戸川乱歩の「十字路」。割と後期の作品ですな。
ゲストは岡田奈々、中条きよし、待田京介、奈美悦子など。
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あらすじ
売り出し中の人気歌手・沖晴美(岡田奈々)。
たぶんジュディ・オングのヒット曲からつけられたであろう
タイトルのごとく、本人も似たようなカッコして歌っている。
マネージャーの真下(中条きよし)に連れられ帰宅。
兄貴(天知茂・二役)は将棋の名人戦の真っ最中。
こんな兄弟おるか。
で、マンション買ってくれた事務所社長・伊勢(待田京介)が来る。
事務所社長と売り出し中歌手の禁断の恋……と思いきや
晴美にはそんな気はさらさらなく、買ってくれたお礼を言うだけ。
そこに浮気を疑う伊勢の妻がやってくるからさあ大変。
バスタオル姿の晴美と激しく争い、晴美は気絶。
気が付くと妻の胸には刃物が刺さり、晴美はベッドの上。
てっきり自分が刺したものと思い気が動転しまくる晴美。
伊勢も何もかもおしまいだとわざとらしく語りだすが、
アリバイ工作をして事件はなかったことにしようとする。
ここからいろんな不可解なというか
そんなアホな的出来事が起こりまくり、
明智くんが眉間にしわを寄せまくり事件を解決していく――という話。
感想
なかなかむちゃくちゃな話。
天知茂の二役にどれほどの意味があるのか甚だ疑問。
最後の方は刑事コロンボ「パイルD-3の壁」の影響か。
救いと言えば岡田奈々のかわいらしさぐらいですな。
しかし、あんだけ格闘してバスタオルがびくともせんのはなぜだろう……