西村京太郎57「蜜月列車殺人事件」を読む

1982年出版の短編集。「再婚旅行殺人事件」「あずさ3号殺人事件」「ゆうづる5号殺人事件」「新婚旅行殺人事件」の4編を収録。トラベル・ミステリー短編の傑作編という感じ。いずれも時刻表トリックをメインにしている。「再婚旅行殺人事件」は文字通り再婚旅行中に殺人が起きる。舞台は山陽本線・新下関駅近くを走っていた急行「さんべ3号」の車内。鳥取と下関・博多を結ぶ急行で長門市で分断され、一方は山陰本線経由、も
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ハードボイルド・生島治郎「兇悪の警察」を読む

1987年初出の作品。「兇悪」シリーズ初の長編。それまでの4冊は連作短編集で「兇悪の門」はじめ天知茂主演「非情のライセンス」の原作となった。あらすじニューヨークで日本人の若妻が射殺された事件。夫の尾形友一は多額の保険金を受け取り、三島安代と再婚した。しかし5年後、尾形は前妻殺しの容疑で逮捕され獄中へ。事件はマスコミをにぎわせた。警視庁特捜部の会田は安代と懇ろになったことからこの事件を追うことになり
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衝撃の作品・西村寿行「虎落笛」を読む

1980年出版の作品。兄の西村望の犯罪小説を彷彿とさせる衝撃の内容。あらすじ検事の郷名は死刑執行の立会に臨んだ。死刑囚・北岡の無実を処刑直前に確信するも時すでに遅く処刑は執行されてしまう。幼き頃、人買いに売られ奴隷生活を送り流転の人生を送った北岡。風が――冬の風が……。北岡が最後に遺した言葉は何を意味するのか?検事を辞め、北岡の過去を求めて旅に出る郷名。だが北岡の就籍地・宮崎で何者かに襲撃される。
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西村寿行の処女長編「瀬戸内殺人海流」を読む

1973年出版の実質デビュー作。1980年に土曜ワイド劇場でテレビドラマ化。西郷輝彦、池上季実子、大坂志郎などが出演。観たいなあ。あらすじ汚職の疑いをもたれていた男が謎の変死を遂げる。さらに捜査線上に浮かんだ人妻が失踪。そして二週間後、東京から遠く離れた小豆島沖で溺死体になって発見。最愛の妻を奪われた狩野の怒りは収まらない。会社を辞め、妻の死の真相を追求することを決意。しかし、事件の背後にうごめく
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西村京太郎275「桜の下殺人事件」を読む

1998年出版の作品。2000年にTBSで映像化。ゲストは風間杜夫、渡辺梓など。あらすじ十津川の部下・三田村刑事はひな祭りの日に出会った彼女と3月末に三河湾にある西浦温泉に来ていた。ところが、彼女がホテルの従業員を刺殺して三田村の目の前で自殺。ショックを受ける三田村だが、捜査が進むにつれ同様の事件が東伊豆・河津七滝でも起きていたことがわかる。さらにさかのぼると長野・下諏訪温泉でも同様の事件が。怨恨
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西村京太郎185「パリ・東京殺人ルート」を読む

1991年出版の作品。2003年にTBSでテレビドラマ化。ゲストは高島礼子、小沢真珠など。あらすじパリ観光に来た中年男性が謎の失踪。その後、死体となって運河になった事件を受けてフランスに飛んだ十津川警部。留学生の水原とパリ警視庁の小メグレと呼ばれる刑事がサポート。似顔絵の絵描きから事件に関わる謎のブロンド女を突き止める。独自に動き始めた水原は脅迫を受け、十津川警部は事件の裏に武器密輸に関する黒い壁
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西村京太郎194「夏は、愛と殺人の季節」を読む

1992年出版の作品。映像化はまだなし。あらすじ十津川警部の元部下で私立探偵の橋本。ある女性から河西弘という男を探してほしいと依頼を受けた。ところが河西は二年前に交通事故ですでに死亡していた。せっかく城崎まで行って調べたのに――それから数日後、橋本に十津川と亀井から電話が来る。橋本に仕事を依頼した女性が殺されたというのだ。二年前の交通事故を洗いなおす十津川達と橋本。しかし、彼らの捜査をあざ笑うかの
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伝説のデビュー作・大藪春彦「野獣死すべし」を久々に読む

1958年出版のデビュー作。いまだに色あせることのない鮮烈な内容。映画になること3回、復讐編を入れれば5回の名作。あらすじ敗戦の混乱の中引き上げてきた人々。ハルピン生まれの伊達邦彦もその一人だった。彼は様々な経験をし、ストイックにとことん目的達成のためには手段を択ばないニヒリズムなどを成長するにつれ身に着けていった。そして彼が計画したのは美しいまでの完全犯罪。狙う獲物は巨額の大学入学金。冷ややかに
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西村京太郎258「海を渡った愛と殺意」を読む

1998年出版の短編集。「越前殺意の岬」「EF63機関車の証言」「海を渡った愛と殺意」の計3編を収録。「越前殺意の岬」は数ある作品の中でも異色作。なんせ十津川警部が自殺しようとする女性をひたすら止めようとする。これだけなら珍しくもないが、その女性は殺人を犯していたのだ。しかも友達が自殺とされた事件を再捜査してほしいがために。十津川は果たして彼女の自殺を食い止められるのか?「EF63機関車の証言」は
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西村京太郎279「京都 恋と裏切りの嵯峨野」を読む

1999年出版の作品。2001年にTBSで映像化。ゲストは田中美奈子など。あらすじ時々ふらっと目的もなく旅に出る十津川警部。休暇を利用して京都に一人旅でやってきた。旅の途中で寂しげな美人に出くわした十津川警部。ところが彼女は「私は、彼を殺します」とノートに記した後、失踪。胸騒ぎを覚えた十津川は事件を未然に防ごうとする。しかし、嵯峨野の竹林で彼女の遺体が発見される。身元不明のまま半月後、警視庁に一本
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