西村京太郎258「海を渡った愛と殺意」を読む

1998年出版の短編集。
「越前殺意の岬」「EF63機関車の証言」
「海を渡った愛と殺意」の計3編を収録。

海を渡った愛と殺意 (祥伝社文庫)
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「越前殺意の岬」は数ある作品の中でも異色作。
なんせ十津川警部が自殺しようとする女性をひたすら止めようとする。
これだけなら珍しくもないが、その女性は殺人を犯していたのだ。
しかも友達が自殺とされた事件を再捜査してほしいがために。
十津川は果たして彼女の自殺を食い止められるのか?

「EF63機関車の証言」は列車トリック。
横川の「峠の釜めし」食ったなあ、昔。
その頃はもう機関車なかったけど。
ラストの一文が鮮やか。

「海を渡った愛と殺意」は名探偵キャサリンとの共演。
1997年にTBSで映像化されてる。
内容はこの作品と「ひかり62号の殺意」とが使われている。

キャサリンといえば山村美紗のシリーズキャラクター。
京都殺人案内の第1作は「花の棺」だったねえ。
狩谷警部を藤田まこと、キャサリンがシェリー。
バックに柳ジョージが流れる土曜ワイド劇場。
すごく面白いってわけじゃないが、インパクトありましたな。
いしだあゆみ、沖雅也も出てた。

短編というより中編集て感じの一冊。どれも読み応えがあり、損はないかも。

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