フリーライター Sakamoto Norio ブログ
1989年夏クールの月9ドラマ。原作は毎度おなじみ柴門ふみ。主演は安田成美と緒形直人。脚本はこれが連ドラ初めての坂元裕二。主題歌はZIGGY「GLORIA」。時代ですな。あらすじ大学の卒業パーティーの当日に別れた二人、鴨居透(緒形直人)と名取ちなみ(安田成美)。夫婦同然の恋人だったのだが、昔の恋人のことをいつまでも気にしている女々しいというかなんというか優柔不断の塊みたいな透にちなみから別れを告げ
>>続きを読む
1980年公開のアメリカ青春映画。今でこそ数々の青春スターが集結みたいに言われているが、当時でいえばマット・ディロンの知名度が一番高かったし、一番の成功者かな。監督はトニー・ビル。名画「スティング」や「タクシー・ドライバー」の製作者。あらすじシカゴの高校に転校してきたクリフォード(クリス・メイクピース)。豪華ホテルの屋上に金持ち一家のボンボンなのだが、ダウンタウンの公立校の雰囲気は以前の学校とは全
>>続きを読む
1975年公開の日活ロマンポルノ。もともとは間寛平のコミックソング「ひらけ!チューリップ」。作ったのはタイムボカンシリーズを手掛ける山本正之。よく似てる(笑)あらすじ釘師の明(石井まさみ)とパチプロ見習の洋(安達清康)。互いのボスを挟んでの玉五発勝負に今日も明は勝利してこれで10連勝。ワイが負けるのは女にもてるからやとうそぶく洋。確かに明は25歳になるのに童貞でへちゃむくれ。質屋の老人(浜村純)に
>>続きを読む
1972年公開の独立プロ映画。配給は東宝。原作は結城昌治の同名小説で1971年度直木賞受賞作。主演は丹波哲郎、左幸子。中村翫右衛門、藤田弓子、中原早苗、三谷昇などが出演。あらすじ元陸軍軍曹・富樫(丹波哲郎)の未亡人・サキエ(左幸子)。富樫は終戦間際に南太平洋の最前線で敵前逃亡により処刑されたとなっていた。そのため、ユキエは遺族年金を受け取ることができなかった。ユキエはこれを不服として申立書を出すと
>>続きを読む
1972年公開の日活時代劇ロマンポルノ。ロマンポルノ一周年を記念して作られた時代劇作品。出演は小川節子、サリー・メイ、片桐夕子、田中真理など。あらすじ時は八代将軍吉宗の時代。大奥で突如勃発した江島(田中真理)生島事件を思わせる騒動。役者を大奥に引き入れた濡れ衣でお年寄・藤尾(二条朱実)とおこう(片桐夕子)は制裁を受けたうえ、江戸城を叩きだされる。あとに残ったおちせ(小川節子)らは藤尾の無実を晴らす
>>続きを読む
1974年公開の女番長シリーズ最終作。本当は第6弾「タイマン勝負」の方が後だったが、主演の叶優子が撮影中にケガをしたため、結果的に本作が最終作となった。あらすじ二年ぶりにシャバに戻ってきた牧今日子(叶優子)。かつて不良集団・血桜グループの女番長として鳴らした今日子は、宿敵であるカトレア会の女番長・三奈(衣間遼子)をサシでボコボコにし、少年院送りとなっていたのだ。今日子はかつての仲間、ユキ(藤山律子
>>続きを読む
1964年公開の大映映画。原作は石川達三の同名作品。脚色は新藤兼人。主演は山村聰。村瀬幸子、高橋幸治、船越英二、若尾文子などが出演。あらすじ電鉄・バスなどいくつもの会社を経営する有馬(山村聰)。英雄色を好むの例えのごとく、妻・藤子(村瀬幸子)以外に二人の女がいた。それに飽き足らず貧乏画家(川崎敬三)の夫をパリに留学させる条件で画家の妻・光子(若尾文子)を愛人にする始末。ところが、有馬の次男(高橋幸
>>続きを読む
1974年公開のアメリカ映画。テキサスで発生した実話をもとにしたカーアクションもの。監督はスティーヴン・スピルバーグ、主演はゴールディ・ホーン。懐かしや。原題は「シュガーランド・エクスプレス」。前作の「激突!」とはまーったくこれでもかというぐらい何の関係もない(笑)あらすじ窃盗で捕まった夫・クロビスが服役している刑務所に会いに行ったルーシー(ゴールディ・ホーン)。彼女が夫に持ちかけたのは「更生して
>>続きを読む
1972年公開の日活ロマンポルノ。監督は西村昭五郎、脚本は名手・中島丈博。主演はロマンポルノ初期のスター・白川和子と山科ゆり。あらすじめっちゃ大富豪でデカい屋敷に何不自由なく暮らしている兄妹。ええなあ親から莫大な遺産を引き継げる人は。その兄・一彦(高橋弘信)が結婚することに。盲目の妹・綾子(山科ゆり)は愛犬ジェロニモとともに祝福する。ところが、新妻・響子(白川和子)はヨーロッパへの新婚旅行から帰っ
>>続きを読む
1969年公開の松竹映画。その前の「黒蜥蜴」がヒットしたからもう一回いったれ、てなもんである。主演は丸山明弘、今の美輪明宏さん。原作から離れ完全オリジナルな内容。若かりし田村正和、小沢栄太郎、松岡きっこ、内田良平、西村晃などが出演。あらすじクラブ「黒薔薇の館」に夜ごと現れる竜子(丸山明弘)。決して緋牡丹のお竜ではない。そっちやったらそれはそれで面白そうだが。竜子の美貌と謎めいたというか淫靡な雰囲気
>>続きを読む