フリーライター Sakamoto Norio ブログ

必殺シリーズ2「必殺仕置人」を久々に観る

1973年4月から半年にわたり放送、全26回。「必殺仕掛人」に続く必殺シリーズ第2弾。中村主水が登場した記念的作品として知られている。もっとも中心人物として描かれているのは念仏の鉄だけど。あらすじと感想主要メンバーは以下の通り。中村主水・・・藤田まこと念仏の鉄・・・山崎努棺桶の錠・・・沖雅也鉄砲玉のおきん・・・野川由美子おひろめの半次・・・津坂匡章天神の小六・・・高松英郎せん・・・菅井きんりつ・・
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第2回鮎川哲也賞受賞作・石川真介「不連続線」を久々に読む

1991年度の第2回鮎川哲也賞受賞作。2002年に女と愛とミステリー枠でテレビドラマ化。主演は東ちづる。宅麻伸、板東英二、石橋蓮司、水野久美などが出演。あらすじ事故で夫を亡くした後、義母・静枝も何者かに殺害された紀子。義母はカバン詰めの死体となって発見されるという衝撃的な事件だった。事件から三カ月が経った頃、紀子は静枝の死の直前の行動を調べ始める。静枝が旅行中に訪れた浜松の眼科医院、福井県秋葉村役
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反町隆史主演・松本清張ドラマ「市長死す」を観る

2012年4月フジテレビ系列で放送されたスペシャルドラマ。松本清張没後20特別企画として制作された。原作は松本清張の同名短編小説。主演は反町隆史。イッセー尾形、木村多江、石黒賢、倍賞美津子などが出演。あらすじ静岡の志摩川温泉で男の転落死体が発見された。被害者は横川市市長・田山与太郎(イッセー尾形)。田山は公務中に無断で一週間近く議会を欠席中。定例市議会が大荒れになっている最中の出来事だった。伯父の
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探偵神津恭介の殺人推理3「魔笛に魅せられた女」を久々に観る

1985年に土曜ワイド劇場枠で放送。探偵神津恭介の殺人推理シリーズ第3弾。主演はもちろん近藤正臣。大和田獏&飯干恵子の時代。ゲストは佳那晃子、吉行和子、内藤武敏など。いかにも2時間サスペンス。あと研三の兄貴の刑事は蟹江敬三。あらすじ恭介(近藤正臣)にメシ代払わせて信子(飯干恵子)とデート気分の研三(大和田獏)。なぜだかやってきたのは外人墓地。そこでフルートでG線上のアリアを吹くけったいな男、実は有
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懐かしの火曜サスペンス劇場・松本清張ドラマ「ゼロの焦点」を久々に観る

1991年火曜サスペンス劇場枠で放送。松本清張原作の中でも映画・テレビドラマ化の多い作品。主演は真野あずさ。増田恵子、林隆三、神山繫、岸部一徳、芦川よしみなどが出演。あらすじと感想知ってる人には特に説明の必要もないぐらい有名な作品。見合い進められた禎子が結婚するんだけど、まもなく夫・憲一が謎の失踪。社の仕事引き継ぎに夫が行った前任地の金沢に禎子も行ってみる。そこでさまざまな事件が起き、またいろんな
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松竹時代劇映画「必殺仕掛人」を観る

1973年公開の記念すべき必殺映画第1弾。ベースの原作は池波正太郎『おんな殺し』。テレビシリーズでも第23話で映像化されている。藤枝梅安を演じたのは田宮二郎。西村左内が高橋幸治。テレビシリーズと一緒なのは山村聰と津坂匡章だけ。ゲストは野際陽子、川地民夫、室田日出男など。あらすじ元締めの音羽屋半右衛門(山村聰)から仕事を頼まれた仕掛人・藤枝梅安(田宮二郎)。盗人の手先・お照(川崎あかね)を花見の最中
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若村麻由美主演・松本清張ドラマ「球形の荒野」(1992年版)を観る

1992年金曜ドラマシアター枠で放送された2時間ドラマ。松本清張作家活動40年を記念して制作されたもの。主演は若村麻由美。平幹二朗、田中実、芦田伸介、勝野洋などが出演。あらすじ舞台は原作通り昭和36年。奈良の唐招提寺を訪れた芦村節子(浅田美代子)は芳名帳に戦争中スイスで亡くなったはずの叔父の外交官・野上顕一郎(平幹二朗)によく似た筆跡を発見。帰京した節子は夫・亮一(勝野洋)や野上の未亡人・孝子(河
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大藪春彦「復讐の弾道」を読む

1967年発刊の長編アクション小説。服役中に兄を自殺に追いやられた弟がそれを行った人物と企業を徹底的に追い込んでいく話。あらすじ戦争で亡くなった両親の代わりに育ててくれた兄が、自分が刑務所に入っている時に不慮の死を遂げたことを知った羽山。迷惑をかけ続けた兄の復讐を誓い、ありとあらゆる方法で兄の妻、義父、お手伝い、弁護士などを篭絡したり亡き者にしていったりする。ついには会社乗っ取りも企み、成功したか
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大竹しのぶ主演・松本清張ドラマ「白い闇」を久々に観る

1996年松本清張ドラマスペシャルとしてテレ東系で放送。主演は大竹しのぶ、加勢大周、三浦浩一、左時枝、寺田農などが出演。脚本が須川栄三さんというところも注目点。あらすじ海産物のブローカーをしている精一(三浦浩一)の妻・信子(大竹しのぶ)。二人のところには精一のいとこ・俊吉(加勢大周)が時々顔を出す。どちらかといえばガサツな精一とは対照的に俊吉は優しい。少なくともカザルスを聴くような繊細さは精一には
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懐かしの土曜ワイド劇場・松本清張「地方紙を買う女」を久々に観る

1981年11月土曜ワイド劇場枠にて放送。主演は安奈淳。田村高廣、室田日出男、新克利、奈美悦子などが出演。あらすじ信州・伊那の窪田ガーデンで働く芳子(安奈淳)。仕事で来ていた帝都電機社員の潮田(新克利)に一緒に東京に帰らないかとプロポーズされ結婚することに。それから一年後、潮田が上司(永井智雄)の指示で二年間ブラジルに単身赴任することになった。快く潮田を送り出した芳子はある日、買い物中に声をかけら
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