フリーライター Sakamoto Norio ブログ
1983年公開の東宝映画。同年の高部知子主演で制作された連続ドラマは大ヒット。最終回の視聴率45.3%はいまだ破られない金字塔。映画も主演する予定だったがスキャンダルで渡辺典子になった。あらすじ個性派俳優の穂波高介(藤田まこと)、その妻・美知江(いしだあゆみ)、一人娘の由布子(渡辺典子)。一見幸せそうなこの家庭が崩壊したのは由布子が中学2年生の時だった。幼い頃に腹部腫瘍の大手術を受けた由布子はその
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1976年公開のアメリカ映画。シリーズ化し日本上陸なんて作品まで作られた。あらすじかつてメジャーのマイナーに所属していたモリス(ウォルター・マッソー)。オープン戦では伝説の選手、テッド・ウイリアムスを三振に打ち取ったとか。しかし、球団とごたごたを起こした彼はあっさりクビに。その後は酒におぼれ、プールの清掃でどうにか暮らしていた。そんな彼に少年野球チームのコーチの声がかかる。ところが、これがどうしよ
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1986年夏公開のアメリカ映画。日本では翌年春だったと思うけど。原作はホラー界の名匠、スティーブン・キング。主題歌と子役の一人、リバー・フェニックスが人気を呼んだ。あらすじ流行作家ゴーディ(リチャード・ドレイファス)。忙しい彼が遠い過去の日を思い出すきっかけになったのはある新聞記事だった。弁護士クリス・チャンバース殺害される――。それはその後二度と持つことのできなかった少年期の友との関わり、2日間
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1987年出版の名作。特にラストシーンが心に残る。あらすじ昔なじみのフリーライター・井田が初めて出版した本。驚くほど派手な出版記念パーティーにかけつけた恵子。博多に嫁いでからは東京に来ることは全くなかった。恵子がかつてモデルをしていたことを知る人はほとんどいない。ホテルに帰り本を読んだ恵子は、思わず井田に電話して激怒した。同じモデルクラブに所属していたゆい子のことが――。1960年代、高度成長期の
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1977年6月から約半年間放送。全26回。赤いシリーズ第5弾の本作は最終回で37.2%を記録。脚本家でさえ誰が犯人かわからない話の展開が話題を呼んだ。あらすじ音楽大学助教授の大沢(宇津井健)。彼は弟の実(石立鉄男)が勧めてくれたスナックでピアノを弾いていた田代(水谷豊)を弟子に。しかし、これが悲しい運命を呼んでいくことに――という話。感想赤いシリーズと言えば山口百恵のイメージが強いが、実はこの「赤
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第39回江戸川乱歩賞受賞作。女流ハードボイルド作家の誕生が話題を呼んだ。あらすじ親友のノンフィクションライター・燿子が一億円を持って失踪。その金は警察に届けることのできない金だった。大金を預けたのは成瀬。暴力団に繋がる中古車ディーラー。とばっちりを受けた村野ミロは一週間以内に成瀬と一億円と燿子を探し出さなければ東京湾に浮かぶハメに。燿子はベルリンのレポートでライターとして浮かび上がろうとしていた。
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1993年出版のハードボイルド学園ミステリ。当時あった角川ミステリーコンペの一冊だった。あらすじ元カメラマンで探偵の辰巳。彼は3年前やらせ事件の発端となった写真を撮影していた。その中の一人、甲子園が有力視されていた投手。彼は殺人の嫌疑をかけられ逃亡していた。辰巳は早紀という少女からその元投手の捜索を依頼される。辰巳は否応なく三年前の事件と向き合うことになる。新興学園都市に隠されたどす黒い中身、巻き
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1977年初出の作品。モデルになったのは1952年大分で起きた菅生事件。駐在所爆破を警官がでっち上げたフレームアップとして有名。あらすじ朝日新聞社に勤めている新聞記者・池島。しかし、小倉に転勤した後レッドパージにあう。地域新聞を作るなどしながら糊口をしのぐ池島だが黒人脱走兵事件などを扱いGHQににらまれ囚われの身に。サンフランシスコ講和条約が成立し釈放された池島はひょんなことから豊後日日新聞の社会
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1969年公開のアメリカ映画。脚本賞・撮影賞・音楽賞・主題歌賞とアカデミー賞4部門を受賞した永遠の名作西部劇。あらすじ舞台は1890年代の西部。有名なガンマンであり、泥棒でもある2人組、ブッチ・キャシディ(ポール・ニューマン)とサンダンス・キッド(ロバート・レッドフォード)。ブッチは最近、ボリビアに荒稼ぎしに行きたいと考えていた。そんな折、別の泥棒連中の誘いにのって列車強盗。しかも、往復2回襲うと
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1976年のアメリカ映画。第49回アカデミー賞最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞と3部門を制するなど数多くの受賞に輝いたエポックメイキング的なスポーツ映画。あらすじ舞台はアメリカ東部のフィラデルフィア。ロッキー・バルボア(シルベスター・スタローン)は人はいいがヤクザの手先になるなどアウトローな人生を過ごしてきた30歳になる4回戦ボーイのヘビー級ボクサー。選手として芽が出ない現状から逃げ出した
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