2010年フジテレビ「金曜プレステージ」枠にて放送。
原作は夏樹静子の短編ミステリ『稚い証言』。
主演は真矢みき。泉谷しげる、渡辺いっけい、風間トオル、
芳本美代子、由紀さおり、芦川よしみなどが出演。
あらすじ
金沢の老舗製菓会社「阿蘭陀屋」の実権を握る
前社長の叔父・松浦春次(森次晃嗣)が株主総会後に殺された。
疑われたのは、春次と対立していた現社長・松浦暁平(渡辺いっけい)。
しかも、大学時代からの親友で
暁平を支える専務・北島(風間トオル)の幼い息子の証言付き。
所属していた藪原弁護士の事務所から、
戸倉弁護士(泉谷しげる)と事務所をシェアし、
新しく法律事務所を開設した弁護士・朝吹里矢子(真矢みき)は、
戸倉に振り回されながらこの事件に首を突っ込んでいくことに――という話。
感想
朝吹里矢子といえば『土曜ワイド劇場』の
十朱幸代さんのイメージが結構強い。
昔よく再放送やってたもんね。鶴田浩二さんが藪原弁護士。
その後、財前直見さんが『土曜ワイド劇場』で
南果歩さんがTBS『月曜ミステリー劇場』でやって、
本作の真矢みきさんは四代目にあたる(はず)。
舞台は金沢だがストーリー的に
なんか観たことあるような気がするので、
たぶん『土曜ワイド劇場』でもやった原作なのでは。
十朱幸代さんと財前直見さんのどっちかまでは覚えてないけど。
出だしはいい感じなんだけどねえ。
真ん中というか、兼六園のシーンとか要るかな。
出さなあかん事情とかケースによってあるのは承知だけれど。
朝吹里矢子=法廷ドラマってイメージがあるから、
そこの面白さを追及してほしかったかな。
これだと別に弁護士じゃなくても、
成立させようとしたらできちゃうもんねえ。
そのあたりがもったいないなあと。
シリーズで続けばそうなったのかもしれないけど。