高林鮎子シリーズ20「豊肥本線早春の死角」を久々に観る

1997年火曜サスペンス劇場枠にて放送。
高林鮎子シリーズ第20弾。
原作は津村秀介『琵琶湖殺人事件』。
ゲストは須藤正裕、石栗昌彦、山本紀彦、長谷川哲夫など。

あらすじ

子供に混じって野球をやる鮎子に、パチンコ屋に入り浸る慎平。
この法律事務所はどうなっとるんだという話だが、
慎平が名刺を渡していたパチンコ屋の店員・森塚(石栗昌彦)が事務所にやって来た。

森塚が刑事に聞き込みされてる様子を偶然見た慎平が
名刺を渡していたのだが、話を聞くとホテルで起きた殺人の容疑者にされてる模様。

被害者・浅野真沙枝は森塚の同級生。
鮎子と慎平が調べてみると、真沙枝は売春をしていた。

やがて、琵琶湖付近で二つの連続殺人が。
真沙枝が殺された事件の夜、同じホテルにいた二人と判明し、
目撃者を殺したんやろお前~って話で森塚に容疑がかかる。

鮎子と慎平によって、森塚の容疑は晴れて無事釈放。
故郷・熊本に帰る森塚を二人は温かく見送った。
しかし、ルポライター・長浜(須藤正裕)が事件を書き立て、
有力な容疑者を釈放させたと鮎子を糾弾。

鮎子と長浜には、過去にもある事件を巡って因縁があった。
そして、熊本で森塚が首を吊った姿で発見される。

長浜の犯行を確信する鮎子と慎平だったが――という話。


感想

鮎子が犯人に怒りを見せる珍しい作品。
設定がいいというか、話の展開のさせ方がいい。

メイントリックはなんか覚えてたなあ。
アリバイの証明を出したくなかったことを指摘するボス。
なんやかんや言うても、丹波さんの存在感は抜群。

似た地名は全国結構ありますからな。
粗いっちゃ粗いのだが、ストーリー的に割と好きな一作。

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