フリーライター Sakamoto Norio ブログ

中森明菜&安田成美主演テレビドラマ「素顔のままで」を久々に観る

1992年4月からの「月9」ドラマ。全12回。平均視聴率は26.4%で当時のフジテレビ最高記録。その前の1月からのドラマ「愛という名のもとに」が作った平均視聴率記録をすぐに塗り替えた。当時の勢いはどこへやら。まさに隔世の感。昔VHSで出たきりで、なぜだかDVDにはなっていない。追記:以前は出てなかったけど今は出ているみたい。あらすじと感想良かった点はいろいろあれど、まず中森明菜&安田成美というキャ
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伝説のテレビドラマ「傷だらけの天使」を久々に観る

1974年10月~1975年3月まで日テレ系で放送。全26回。先日亡くなった萩原健一が主演。その生き方やファッションが若者から絶大な支持を得た。あらすじと感想アクションとセックスが満載という、当時も今もテレビではなかなかできないテーマに挑戦。きわどいシーンが続出で視聴率が思うように上がらなかったため、途中から人情ものに軌道修正。しかし、やるせなさを常に感じさせるストーリー展開は終始魅力的だった。萩
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新春仕事人スペシャル「必殺忠臣蔵」を久々に観る

1987年1月2日放送の作品。当時はバブル経済の真っただ中。まさか今日こんな状況になろうとは思いもよりませんでしたわな。あらすじ時は元禄14年春のこと。浅野内匠頭(沖田浩之)が松の廊下で起こした刃傷事件。武士や武士やという割には吉良上野介(日下武史)を討ち漏らしたのはいまだに謎である。だいたい斬りつけるより刺さんかいと思うのだが。それはさておき、内匠頭は即日切腹、赤穂の領地は没収され仕えていた藩士
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ドラマ原作・笹沢左保「結婚って何さ」を読む

1960年発表の初期を代表する作品のうちの一つ。1962年に単発ドラマ、1973年と連ドラ化され、1986年には土曜ワイド劇場と3回映像化されている。あらすじ真弓は某石油会社東京支店の臨時雇い。フラれた逆恨みで難癖をつける係長にキレて会社を辞める。その真弓に呼応して、友人の三枝子も会社を飛び出す。憂さ晴らしに飲みまくった二人は三軒目のバーで男と意気投合。その男も仕事をやめたばかりとのことで、少しだ
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阿川大樹「D列車でいこう」を久々に読む

2005年出版の爽やかなサクセスストーリー。映画化が期待されながらなかなかされない不思議な作品。あらすじ舞台は広島県のローカル線、山花鉄道。毎年3000万もの赤字を出し続けているこの路線は、再来年には廃線が決定している。主な乗客は学生ぐらいのもので、社員はわずか20人。住民誰もが「だめだこりゃ」状態。ところが、このローカル線を何とかしたいという物好きがいた。しかも3人も。勤め先をやめて会社を作り現
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深作欣二27・東映映画「人斬り与太 狂犬三兄弟」を久々に観る

1972年公開の東映映画。人斬り与太シリーズ第2弾。といっても前作とこれしかないのだが。菅原文太、田中邦衛、三谷昇の三人。怖い。前作に負けず劣らずド迫力のバイオレンス。あらすじ対立する組の会長を刺し殺して6年の刑期を務めシャバに戻ってきた権藤(菅原文太)。組に戻り組長(内田朝雄)と代貸(室田日出男)に挨拶し、昔一緒に殴り込みをかけた大野(田中邦衛)と再会する。そこで大野から納得のいかない条件で敵対
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松本清張プレミアム・ミステリー「象の白い脚」を読む

1973年に全集に収録された長編推理小説。もともとは「象と蟻」のタイトルで1969年から1970年にかけて別冊文藝春秋に連載されたもの。あらすじ時は1969年、ベトナム戦争が泥沼化している時代のラオス。内戦が続き、ベトナム戦争の影響もあり混沌としていた。そのラオスに雑誌の取材と称し、訪れた谷口。彼の目的は取材でラオスに来て謎の死を遂げた友人・石田の死の真相を調べることだった。通訳兼ガイドとして現地
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赤川次郎「三毛猫ホームズの推理」を久々に読む

1978年出版の記念すべきシリーズ第1弾。猫を主人公にすえた設定が今なお斬新。1979年に土曜ワイド劇場で初の映像化。石立鉄男と坂口良子コンビが好評で6作続いた。この後も単発・連ドラと多くのテレビドラマ・映像化作品がある。あらすじ血を見るのが苦手で女性恐怖症のボンクラ刑事・片山。その片山が羽衣女子大学で起きた殺人事件の捜査で女の園に行くことになったからさあ大変。片山は文学部長の森崎に学内に売春組織
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チャールズ・ブロンソン主演映画「メカニック」を久々に観る

1972年のアメリカ映画。主演は我らがチャールズ・ブロンソン。別名「マンダムのおっちゃん」(ま、呼ばれてないけど)。競演は後に「超音速攻撃ヘリ エアーウルフ」で人気を博すまだ無名のジャン=マイケル・ヴィンセント。あらすじ組織からの依頼を受けターゲットを暗殺するフリーの殺し屋ビショップ(チャールズ・ブロンソン)。決して「警視庁殺人課」の風車の弥七じゃなかった中谷一郎さん演じるビショップではない。綿密
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松本清張「花実のない森」を読む

1964年出版の作品。もともとは「黄色い杜」のタイトルで1962年~1963年に「婦人画報」に連載されたもの。「果実のない森」ではなく「花実のない森」が正しい。1965年に大映で映画化。若尾文子、江波杏子、船越英二らが出演。2017年にはテレビ東京系でドラマ化。東山紀之、中山美穂のダブル主演が話題を呼んだ。あらすじ貯金をしてやっとこさ車を買った会社員の梅木。ある夜、ドライブの帰りにヒッチハイクの男
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