フリーライター Sakamoto Norio ブログ

日本推理作家協会賞受賞作・土屋隆夫「影の告発」を久々に読む

1963年刊行の第16回日本推理作家協会賞受賞作。1980年に土曜ワイド劇場でテレビドラマ化。主演は江守徹、丘みつ子、黒沢年男、小池朝雄などが出演。観たい。あらすじ東京地検の検事・千草泰輔は義理のある先輩検事の長男が出展している書道展を渋々見にデパートへ行った。ところが、そこで殺人事件に遭遇。被害者は光陽学園校長・城崎。理事も兼務し、やり手と評判。その城崎が最期に遺したのは「あの女が・・・いた・・
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松本清張原作映画「霧の旗」を久々に観る

1965年公開の松竹映画。原作は松本清張、監督は山田洋次、脚本は橋本忍、主演は倍賞千恵子。滝沢修、新珠美千代、市原悦子、川津祐介、露口茂、近藤洋介、金子信雄などが出演。複数回映像されているが、これが一番最初のもの。あらすじ無実の罪で捕まった小学校教師の兄・正夫(露口茂)を救うため、熊本から夜行列車で上京してきた柳田霧子(倍賞千恵子)。高名な大塚弁護士(滝沢修)に弁護を依頼するためだが、大塚は会って
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山村美紗サスペンス「雨月物語殺人事件」を観る

2004年金曜エンタテイメント枠で放送。原作は山村美紗『山陽路殺人事件』。主演は川原亜矢子&東幹久。木村多江、池内淳子、本田博太郎などが出演。あらすじ出版社を辞めて小説家に転身した美帆(川原亜矢子)。しかし、初めて書いたミステリを元いた編集部の編集長・京子(山村紅葉)に見せたところ、ダメ出しを食らう。美帆の普段の仕事は幼なじみの編集部員・吾郎(東幹久)の実家である和菓子屋のお手伝い。吾郎の母・静子
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懐かしの土曜ワイド劇場・賀来千香子主演「出雲3号0713の殺意」を観る

1989年土曜ワイド劇場枠で放送。原作は池田雄一の長編ミステリ。主演は賀来千香子。田中健、平淑恵、田中隆三などが出演。あらすじ両親に紹介するため、婚約者のカメラマン・片岡(田中隆三)を家に招いたみさき(賀来千香子)。ところが、待てど暮らせど片岡は現れない。もともと結婚に反対しているおとっつあんはご立腹。片岡のマンションをみさきが訪れてみると、刑事が現れる。なんとアート会社社長殺しの嫌疑が片岡にかけ
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極妻シリーズ11・東映映画「極道の妻たち 赤い殺意」を観る

1999年公開の装いを新たにした極妻シリーズ第11弾。主演は高島礼子。野村宏伸、野川由美子、かたせ梨乃、中尾彬などが出演。これまでのシリーズと違う趣としては渡嘉敷勝男、諸星和己の参加だろうか。あらすじ舞台は大阪。盆踊りの最中、高須組組長(名古屋章)が何者かに刺殺された。妻・由紀(高島礼子)とグアムへ新婚旅行中の息子・俊之(野村宏伸)は急遽帰国。由紀は俊之の反対を押し切り、初めて足を踏み入れた本宅で
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風祭ゆき主演・日活映画「闇に抱かれて」を観る

1982年公開の日活ロマンポルノ。主演は風祭ゆき&夏麗子。あらすじ出版会社に勤める美枝子(風祭ゆき)と綾子(夏麗子)は幼なじみ。アパートで同居しているが奔放な綾子は妻子あるルポライター・本間(鶴岡修)と不倫中。アパートに引っ張り込んでアンアン言うもんだからその間美枝子は表をブラブラ、時間つぶし。ところがある日、本間の妻が会社にやってくる。それを受けて綾子はバーで知り合った自殺願望の男(北見敏之)と
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名作刑事ドラマ「Gメン’75」第49~51話を久々に観る

デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第17弾。第49話「土曜日21時のトリック」ゲストは内田朝雄、島崎奈々、三角八郎、紅理子など。あらすじ密輸した拳銃で勢力拡大する暴力団・緒久呂組。被害者が多発する中、組壊滅作戦を進めるGメン。家宅捜索に踏み切ろうとした時、ヤメ検の大物弁護士・利根(内田朝雄)に阻止される。組長に入院され、面会謝絶でGメンの捜査は進まない。そんな中、組長が入院している病院のナース
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内田有紀主演・松本清張ドラマ「地方紙を買う女」を観る

2007年火曜ドラマゴールド枠で放送。原作は松本清張の同名短編ミステリ。テレビドラマでは本作が8度目の映像化だった。主演は内田有紀。高嶋政伸、国分佐智子、千原ジュニア、左時枝などが出演。あらすじ植物状態になった娘・美月(伊藤梨沙子)の医療費のため、昼は弁当工場、夜は居酒屋で働く芳子(内田有紀)。自分にダニの様に付きまとう庄田(千原ジュニア)と恵(国分佐智子)を宮城県の山中で心中に見せかけ殺してしま
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朝日岳之助シリーズ6・姉小路祐「走る密室」を読む

1994年初刊の法廷ミステリ。朝日岳之助シリーズの第6弾にあたる。1995年に火曜サスペンス劇場でテレビドラマ化。タイトルは「顔の見えない殺人者」でテレビドラマシリーズも第6弾だった。あらすじマンションの一室で若妻が絞殺死体で発見された。被害者はタクシー運転手・速水の妻・咲子。容疑者は少年3人で、その一人は速水が捕まえてきた。少年の母親から弁護の依頼を受けた朝日。朝日はリーダー格の少年・川之江に見
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日活映画「暴行切り裂きジャック」を観る

1976年公開の日活ロマンポルノ。七夕公開だったのね。林ゆたか&桂たまきが主演。山科ゆり、岡本麗、高村ルナなど多彩な顔ぶれ。あらすじ住み込みで働いている洋菓子店の職人・ケン(林ゆたか)と不真面目なウエイトレスのユリ(桂たまき)。ある雨の夜、ユリが家まで送ってというので仕方なく店の車で送ってやることになったケン。その途中、いきなり道路にずぶ濡れの女(山科ゆり)が現れる。乗せたはいいが、積んでいたケー
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