デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第71弾。
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ゲストは鈴鹿景子、武内亨、嵯峨善兵、中丸信(中丸新将)など。
あらすじ
日本高官が絡む航空機汚職疑惑を捜査中のGメン。
その最中、エリート商社マン・山崎(中丸信)が自殺。
津川警部補は山崎の婚約者・由美(鈴鹿景子)の
スリ被害を防いだのをきっかけに二人と親しくなり、
婚約パーティーにも出席していた。
しかし、津川が商社の強制捜査に加わったことで、
航空機汚職に揺れる商社側は津川を警察側のスパイと認定、
疑われた山崎がそれを苦に自殺したものと報じられた。
毎朝、通勤バスに乗り合わせていた由美からも
津川はスパイ呼ばわりされる始末。
何とか誤解を解こうとする津川だが、
由美も謎の失踪を遂げてしまって――という話。
感想
ロッキード事件もあったけど、
この頃にはダグラス・グラマン疑惑もあったような。
モデルとしてはそっちかもねえ。
前半は面白いけど、後半はちと単純なような。
そのあたり、ちょっともったいないけど
まあこういう風にしかならんよねえって感じ。
武内亨さんは時代劇だと罠に嵌められる商人とかのイメージだけど、
現代劇は結構こういう悪党もやってた気がする。
中丸さんは若いなあ。この頃、出たてぐらいなんかね。
後には武内さんのポジションがハマる人なんだけど。
いわゆるインテリ悪役というか。
鈴鹿景子さんは時代劇と刑事ドラマの印象。
デビューは朝ドラでしたっけ。
ちょっとしか出ないけど貫禄十分な嵯峨善兵さん。
いかにもおりそう、ああいう人。
ゲストは花沢徳衛、楠田薫、平泉征(平泉成)、沢田勝美など。
あらすじ
一人の老人が団地でひったくりを捕まえた。
それを報じた新聞を見た立花警部は老人のもとを訪れる。
ひったくりを捕まえた老人は、
立花の上司だった元刑事・朝倉(花沢徳衛)だった。
立花の訪問を喜ぶ朝倉だったが、
その直後に住んでいる団地で若い女性の連続殺人が。
立花は日頃団地の出来事をしたためている
朝倉の日誌を参考に予備校生をマークするが誤認逮捕。
責任を感じた朝倉は真犯人を追うのだが――という話。
感想
犯人と朝倉の過去に因縁を持たせているのがGメンらしさ。
こういうとこ、結構大事なのよね。
楠田薫さん=イルザって感じなのだが、
第40話「硫酸とビキニの女」に負けず劣らずのキャラ。
前回は母親だったが、今度は祖母。
溺愛されるのは前回が松橋登さんで今度は沢田勝美さん。
マザコンキャラツートップみたいな。
若林豪さんのかまし方は相変わらずカッコいいですな。
ゲストは新藤恵美、丹波義隆、竹田かほり、小林稔侍、吉田義夫など。
あらすじ
白昼堂々、大手商社・国友商事社長が誘拐された。
警官や運転手を次々と殺害したその手口に、
Gメンは都市ゲリラの仕業なのではと危惧を抱く。
やがて、身代金100万ドルが要求され、
津川警部補が秘書に扮して受け取り場所へ。
身代金は奪われたが、
受け取りに来た犯人グループの一人、
秋永(丹波義隆)に見覚えがあることを
津川は隠し撮りした写真から思い出す。
秋永の故郷はニューカレドニア。
南太平洋に向かった立花、津川、田口の3人だが
津川が謎の女(新藤恵美)を尾行するうちに
秋永に拉致されてしまう――という話。
感想
身代金誘拐の動機がうまく伏せられている前篇。
犯人グループで頑張ったのに、
警察に追われて仲間の小林稔侍さんに
狙撃されてしまう根岸一正さんが哀れ。
せっかく髭まで剃ってんのに。
同じピラニア軍団なのに。
関係ねーか。
竹田かほりさんはいつ見てもキレイ。
新藤恵美さんも、とーぜんキレイ。
夏木マリさんは、これまたとーぜんキレイ。
3人ともニューカレドニアが似合いますな。
やっぱり日焼けが似合う女性はいいねえ。
今でも人気なんかね、ニューカレドニアって。
一時期、新婚旅行の場所だったイメージがあんだけど。
現地の署におる外国人、ようおるなあって感じだけど
フランス領だからイメージ的には合ってますな。
後編の展開が楽しみ。