2001年放送の赤い霊柩車シリーズ第14弾。
今回は前作の函館とは違い、地味に琵琶湖畔で連続殺人が巻き起こる。
ゲストは今村恵子、鈴木ヒロミツ、藤木孝、大沢逸美など。
あらすじ
毎度おなじみ冒頭コント(笑)
今回は秋山が結婚式も事業として乗り出す必要性を語る。
いくら冠婚葬祭とはいえ葬儀と結婚式はだいぶ違うと思うのだが。
予想通りボシャる(笑)
それはさておき、明子と春彦ののんびりデートから話はスタート。
ありゃ珍しい。そこで春彦の元同僚・涼子(今村恵子)がパーティー中。
別荘があってパーティーでしかも知り合い。
まあ偶然に偶然が重なりまくる。冒頭にだけ許される手法(笑)
話にスッと入りやすいやり方ではあるんだけどね。
ま、そこで医者だの弁護士だの別荘の前の持ち主だのが現れる。
そして弁護士(藤木孝)の息子が毒殺される。
さらに数日後、産婦人科医(鈴木ヒロミツ)の愛人が水死――という展開。
感想
タイトルからして誰が犯人ですって言ってるようなものだが(笑)
この時代になると最後まで誰が犯人なのかわからない作品はほぼ無く。
まあそれが幅広い視聴者に支持され2時間サスペンスの
第3次ブーム?的なものになったわけだけど。
ゴリゴリのサスペンスを求める人はどうでしたかな。
ま、いろいろなジャンルがあっていいとは思うんだけど。
どうやって毒を飲ませたかってのが魅力のトリックのはずだが、
そこはスルーされてるというかイマイチの感じが。
全体的に薄さが目立っちゃう作品。
夜明けの刑事になれなかったヒロミツの爆死と
派手なデザイナー大沢逸美が一瞬誰かわからなかったぐらいかな。