フリーライター Sakamoto Norio ブログ

山村美紗原作「小野小町殺人事件」を久々に観る

1986年金曜女のドラマスペシャルで放送の2時間サスペンス。原作は山村美紗の同名ミステリ、主演は片平なぎさ。出演は田村亮、山城新伍、三浦布美子、岡崎二朗、鹿内孝など。あらすじ京洛大学の大学院生・小川麻知子(片平なぎさ)。父親の高光(幸田宗丸)は小野小町の研究で知られる大学教授。副理事長になった高光はある日、幻と言われる小野小町の前向き姿の絵があることを知り、麻知子に嬉しそうに語った後、重いトランク
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赤い霊柩車シリーズ12「二度死んだ死体」を久々に観る

2000年放送の赤い霊柩車シリーズ第12弾。近いように思えてもう20年も経つのね、プレミアム。原作は山村美紗「化粧した死体」。ゲストは円城寺あや、浅利香津代、大輝ゆう、山下規介など。あらすじと感想今回のオープニングは「生前葬」に関するもの。時代を先取らないとと生前葬を言い出した秋山だが、自分がモデルになって予行演習を行うことに。狩谷警部から明子が弔辞を読むものの、バカバカしくなって棺桶から立ち上が
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名作映画・山本薩夫監督「荷車の歌」を久々に観る

1959年公開の独立プロ映画。全国農村映画協会が自主製作した第1回作品。農協婦人部が1口10円のカンパを集め製作資金にした。原作は山代巴。脚色は依田義賢。主演は望月優子。三國連太郎、左幸子、左時枝、西村晃などが出演。あらすじ時代は明治27年、広島にある山奥の村。地主の屋敷に女中奉公しているセキ(望月優子)。ある日、郵便配達員の茂一(三國連太郎)にプロポーズされる。セキは親に勘当されながらも一緒にな
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名作ハードボイルド・生島治郎「男たちのブルース」を読む

1970年出版の長編ハードボイルド。同年にテレビドラマ化。連ドラだったのね。出演は芦田伸介、田村正和、加賀まりこ、水野久美など。脚本は倉本聰。なかなか豪華なメンバーじゃないの。DVD出してくれんかねえ。あらすじ終戦直前に特攻隊の出撃命令を任務で伝えたことで何人かの若者を死に追いやってしまった傷痕を胸に秘め、今は横浜の歓楽街でクラブ経営者として過ごしている泉一。かつての上司や部下が変貌を遂げる中、泉
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金田一耕助シリーズ3「獄門岩の首」を久々に観る

1984年放送の金田一耕助シリーズ第3弾。まだまだこの頃はザ・サスペンスがあったのだ。同じ時間帯に土曜ワイド劇場もあったんだからどんだけサスペンス好きやねんという話なのだが。後発の方が結果的に負けちゃうわけですな。原作は横溝正史「首」。ど直球なタイトル。ゲストは久保菜穂子、夏八木じゃない夏木勲、西川峰子、加納竜など。あらすじ毎度おなじみ日和警部(ハナ肇)のもとを訪れる金田一くん(古谷一行)。休暇を
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伝説の本格トラベルミステリ・島田荘司「死者が飲む水」を久々に読む

1983年初出の作品。その際のタイトルは「死体が飲んだ水」。1987年に現在のタイトルに改題、2008年には改定完全版が発刊された。あらすじ定年間近の札幌署の刑事・牛越。突如降ってわいた実業家殺しに当初は仕方なしに捜査するも、その複雑怪奇さに興味を覚え、いつしかこれを解決することが使命となってくる。事件は元官僚で天下りしていた実業家・赤渡がバラバラ死体となって二つのトランクに詰められ、家族のもとに
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金田一耕助シリーズ2「ミイラの花嫁」を久々に観る

1983年放送の金田一耕助シリーズ第2弾。この時はまだザ・サスペンスの放送枠だったかな。原作は横溝正史「木乃伊の花嫁」。これは金田一耕助じゃなく由利ちゃんが出てくる話だったような。ゲストは田村高廣、根本りつ子(律子)、三ツ木清隆など。あらすじ京都の豪商・鮎沢(田村高廣)から娘・京子(根本りつ子)の結婚披露宴の案内状をもらった金田一くん(古谷一行)。知らない人からの招待状にホイホイ京都まで。ヒマか。
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大河ドラマ19「おんな太閤記」を久々に観る

1981年放送の大河ドラマ第19弾。それまであまり取り上げられなかった秀吉の妻・ねねが主人公。大河ドラマ初の女性単独主人公として話題を呼び、平均視聴率は30%超え。脚本は橋田壽賀子、主人公・ねねは佐久間良子、秀吉は西田敏行が演じた。あらすじと感想主要メンバーは次の通り。ねね……佐久間良子。秀吉……西田敏行。秀長……中村雅俊。なか……赤木春恵。お市……夏目雅子。しの……田中好子。茶々→淀……池上季実
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懐かしのテレビドラマ「クリスマス・イブ」を久々に観る

1990年10月から12月にかけてTBS系金曜夜9時から放送。全11話。脚本は内館牧子、主題歌はオリコン1位を記録した辛島美登里「サイレント・イブ」。主演は吉田栄作&仙道敦子。宅麻伸、清水美沙、松下由樹、ヒロミなどが出演。あらすじクリスマス・イブを真夏のオーストラリアで過ごす女性2人。都市銀行に勤める雪子(仙道敦子)と同僚の美咲(清水美沙)。女同士でイブをこうして過ごすのも悪くないと言いながら、奔
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杉良太郎主演・刑事ドラマ「大捜査線」を久々に観る

1980年1月から12月にかけてフジテレビ系列で放送された。タイトルに「追跡」が加わった分も含めて全42回(大捜査線は30回)。警視庁の初動捜査担当の警視庁刑事部第四機動捜査隊、杉良太郎演じる加納明率いる加納班の活躍を描いたもの。通称「四機捜」ってなかなか語呂がよろしいですな。あらすじと感想メンバーは次の通り。加納明……タイトルバック独り占め杉良太郎。沢木俊一…ドック刑事になるため殉職したのだろう
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