フリーライター Sakamoto Norio ブログ

西村京太郎164「特急『白山』六時間〇二分」を読む

1989年出版の作品。ゲーム感覚の犯罪に十津川警部たちが振り回される。1997年に土曜ワイド劇場で映像化。あらすじ中央商事でエリートコースを歩いていた長田。ところが、突然金沢支店への転勤を命ぜられる。明らかに左遷人事を招いたのは、愛人の存在。長田は愛人を殺すべく列車トリックを用い、彼女の部屋に向かうがすでに彼女は殺されていた。動転した長田は予定通り元の列車に乗り込むがそこで謎の女にアリバイ工作の資
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内田康夫「坊ちゃん殺人事件」を読む

1992年出版の作品。タイトル通り夏目漱石の「坊ちゃん」の文体を意識したつくりや、登場人物のパロディなどが特徴。2001年にTBSで映像化。主演は沢村一樹、ヒロインは戸田菜穂。あらすじ四国・松山に夏目漱石、正岡子規などの取材で訪れた浅見光彦。ところがその最中に出会った女性に痴漢に間違えられて散々な目に。しかも後日、その女性が絞殺体で発見されまたまた容疑者にされてしまう。証拠不十分で釈放されたものの
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西村京太郎165「特急ゆふいんの森殺人事件」を読む

1990年出版の作品。1995年に土曜ワイド劇場でドラマ化。高島忠夫が十津川警部という珍しい回。あらすじ十津川警部の元部下で私立探偵の橋本。彼には刑務所に入ってた暗い過去があるのだがそれを週刊誌で暴露され仕事は激減。困っているところに失踪人捜査の依頼が。2人組の男女が会社の金を持ち逃げしたというのだ。2人の足取りを追って九州へ向かう橋本だが飛行機に乗る際に亀井刑事と西本刑事と出会う。熊本で起きた殺
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西村京太郎438「近鉄特急 伊勢志摩ライナーの罠」を読む

2008年出版の作品。2010年にTBSで映像化。あらすじ高齢者社会の今後を見据えて創刊された月刊誌「マイライフ」。その企画でお伊勢参りに向かったはずの老夫婦が失踪。辿ったはずのコースには2人の名をかたる不審なカップルが。家族などから捜索願が出される中、不審なカップルの女性が絞殺死体となって発見される。捜査にあたった十津川警部は老夫婦の家で謎の仏像を発見。それは江戸時代の有名な修験僧・円空のものだ
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小泉今日子主演大映ドラマ「少女に何が起ったか」を久々に観る

1985年にTBSで放送されてた大映ドラマ。息の長い活躍を続ける小泉今日子の初主演連続ドラマだった。あらすじと感想北海道の漁村で育ったキョンキョンが母親の死をきっかけに自分の出生の秘密を確かめるため上京する。それでまあ亡き父の娘であることを証明するため、迫害を受けまくりながらもピアニストを目指すお話。出演はキョンキョンの他、辰巳琢郎、賀来千香子、柳沢慎吾、辺見マリ、高木美保。さらに大映ドラマ御用達
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西村京太郎414「湘南アイデンティティ」を読む

2007年出版の作品。2012年TBSで映像化。ということになっているがどう考えても別物としか思えない。あらすじ湘南に住み湘南ライナーで通勤する30代のエリート5人。研究所勤務、会社専務、編集長、ベンチャー社長、高級官僚。いずれも年収1000万を超え将来が約束されている面々。それぞれの前にある日突然、スタイル抜群の美女が現れた。週に一度、私のマンションで一夜を過ごしてほしいというのだ。ただし、セッ
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女番長シリーズ5・東映映画「女番長 感化院脱走」を観る

1973年公開の東映映画。出演は杉本美樹、渡瀬恒彦、金子信雄など。あらすじオープニングから杉本美樹が追いかけられてる。結局捕まるのだがなんせ脱走歴7回だったりする。叶優子とともに逆戻りする羽目になるのだが相変わらず顔が怖いぞ今井健二教官に「連帯責任じゃボケェ!」てなもんで生徒全員5日間メシ減らされる。そりゃ反感かいますわな。学院長・金子信雄と主任教官・室田日出男。まあいろんな役ようやるわ。もちろん
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伝説のアクション映画「0課の女 赤い手錠」を久々に観る

1974年公開の東映映画。原作は篠原とおるの「リイドコミック」連載劇画。あらすじと感想全編お色気ハードアクションって感じのお話。杉本美樹演じる女刑事・零はクールさ満点。冒頭から迷宮入りにされかけた友人殺しの犯人を罠にかけモーテルでぶち殺す。相手は変態外交官。なんとまあアナーキーな。せっかく上層部の意向でうやむやになりかけた事件を内容どうあれ解決した零は留置所にぶち込まれるがそこにはかつて零が捕まえ
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西村京太郎151「伊豆の海に消えた女」を読む

1988年出版の作品。2002年にTBS,2010年に土曜ワイド劇場で映像化。あらすじ南青山の高級マンションで青年実業家が殺された。十津川警部たちの捜査の結果、5人の女の容疑者が浮上。しかし、その中で有力な容疑者と思われたモデルの片山みゆきが伊豆下田に向かったまま失踪。その後、石廊崎から身を投げたらしく水死体で発見される。さらに女の一人が天城峠で殺害され、みゆきとともに伊豆下田に向かった青年も殺害
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西村京太郎122「日本海殺人ルート」を読む

1987年出版の作品。1988年、2014年と2回土曜ワイド劇場でテレビドラマ化されている人気の一冊。あらすじ青森発大阪行きの特急「白鳥」の車内でブティックの女社長である小野木ユミが殺害された。十津川警部たちの捜査によって3人の容疑者が浮かび上がる。ユミの別れた夫で宝石商の山本、ユミに好意を抱いていた副社長の矢野、姪でタレントのかおりの3人だ。十津川達は山本が怪しいとにらむが鉄壁のアリバイが。かお
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