1979年土曜ワイド劇場で放送のシリーズ第10弾。原作は江戸川乱歩の「幽麗塔」。ゲストは横内正、赤座美代子、結城しのぶ、根上淳など。あらすじ三浦半島の岬に大きな時計塔のある謎の屋敷。嵐の夜、この屋敷の主人・児玉(格さんじゃなかった横内正)が止まっていた大時計がなぜだか動いているのに気付く。「?」と思ってたら突然老婆が登場し、児玉を襲う。怯えてのたうちまわる格さんの絵はなかなか貴重だ。困った児玉は明
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1979年土曜ワイド劇場で放送のシリーズ第8弾。この回から90分から2時間に枠が拡大になった。ますます快調の看板シリーズのゲストは小川真由美。タイトルバックから「私が犯人よ」感満載で登場してくれる。原作は江戸川乱歩の「黒蜥蜴」。松竹で美輪明宏主演・深作欣二監督で映画化もされている。あらすじ宝石王でザ・金持ちの岩瀬(柳生博)のもとに怪盗黒蜥蜴から「アンタの一番大切なもん頂きまっさ」と別に関西弁で書い
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1981年土曜ワイド劇場で放送された美女シリーズ第16弾。原作は江戸川乱歩「地獄の道化師」。フジの陣内孝則がやってた明智小五郎でもドラマ化。どちらも結構好きな作品。あらすじ振付師の白井(荻島真一)は気の多い男。次の主演を資産家の娘・麗子(白都真理)にして恩を売るか、恩師の次女・愛子(岡田奈々)にして覚えめでたくするかで悩む。何を悩んどるのだお前は、という話なのだがこういう男を荻島真一が演ると抜群に
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1982年1月2日土曜ワイド劇場放送。ようこんなもん正月から放送しよんなと思うぐらいエロスと血ドバドバ大作戦のシリーズ第17弾。ゲストは叶和貴子、伊東四朗、小池朝雄、水野久美、宮下順子と豪華。あらすじと感想まずは明智先生の新年のご挨拶から。冒頭から主人公が視聴者に語り掛けるなんてねえ。現代では考えられないが、このおおらかさがなんとも言えませんな。裏返せばドラマと現実の区別がきちんとついていたという
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1979年1月6日放送のシリーズ第7弾。原作は江戸川乱歩「白髪鬼」。ゲストは金沢碧、田村高廣、小坂一也など。あらすじと感想宝石強盗犯が刑務所から逃亡。逮捕に協力した明智くんに気いつけろやとアドバイス浪越警部。とっとと捕まえんかい。そういや富田林の逃亡犯いまだにつかまらんな。お約束の吹き替えヌードで金沢碧登場。風呂入ってたら怪しげな男に覗かれ悲鳴。屋敷には愛人の小坂一也と妹の田島はるかがいた。ま、強
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1980年土曜ワイド劇場で放送のシリーズ第13弾。原作は江戸川乱歩の「十字路」。割と後期の作品ですな。ゲストは岡田奈々、中条きよし、待田京介、奈美悦子など。あらすじ売り出し中の人気歌手・沖晴美(岡田奈々)。たぶんジュディ・オングのヒット曲からつけられたであろうタイトルのごとく、本人も似たようなカッコして歌っている。マネージャーの真下(中条きよし)に連れられ帰宅。兄貴(天知茂・二役)は将棋の名人戦の
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1978年12月30日土曜ワイド劇場で放送。美女シリーズ第6弾。原作は「黄金仮面」。あらすじと感想最初から明智くんが眉間にしわを寄せ、カメラ目線で黄金仮面の話を長々と。無名時代の宅麻伸が犬連れて歩いてる。で、黄金仮面からの挑戦状が。格さん・伊吹吾郎のカタコトはわけわからん。そしてそれに使われるモロボシ・ダンはもっとわけわからん。さらに今回のヒロイン、かげろうお銀じゃない由美かおる。今と変わらぬ美人
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1977年放送の記念すべきシリーズ第一弾。原作は江戸川乱歩「吸血鬼」。ゲストは三ツ矢歌子、菅貫太郎、松橋登など。あらすじと感想冒頭から釣りをしている明智くん。ロクに働くつもりがないのはシリーズ最初からの伝統だったのね。そして見上げると三ツ矢歌子が。ナレーションで美しいだの魔性だの言いたい放題。仕事をせんか、仕事を。で、菅貫太郎VS松橋登の毒入りワイン対決があったり三ツ矢歌子の息子が誘拐されたりして
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1980年土曜ワイド劇場で放送のシリーズ第12弾。原作は江戸川乱歩の「化人幻戯」。犯人の動機についていえば現代の方が合うかもねえ。あらすじと感想冒頭から明智くんのつぶやきが炸裂。特別親しくもないのに、ゲストに招かれては行くしかないといいわけがましい。犯罪研究愛好会とやらの集まりで女優から作家から著名人が集まるから嬉しくてしょうがないのだろうが、眉間にしわは欠かせない。推理作家界の大御所・大河原(岡
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1984年11月10日放送。土曜ワイド劇場明智小五郎美女シリーズ第23弾。原作は江戸川乱歩「三角館の恐怖」。子供の頃、少年探偵団とか黄金仮面とか子供向けに書かれたというかポプラ社から出てたやつを読んだ気がする。まだ家にあるかなあ。あらすじおばはんの依頼は断っても美人の依頼は引き受ける明智くん。「くちびるヌード」高見知佳の文代が咳払いしても「風邪ひいたの?」と相手にしない。で、珍しく浪越警部と料亭で
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