1993年火曜サスペンス劇場枠にて放送。
高林鮎子シリーズ第13弾。
原作は津村秀介『海峡の暗証』。
ゲストは寺田農、三沢明美、宮沢風太郎(黒崎輝)など。
あらすじ
珍しく草鹿(丹波哲郎)に怒られている慎平(橋爪功)。
どうやら、裁判の証人へ連絡するのを忘れていたらしい。
せっかく寝台特急北斗星乗って旅行してきて
帰って来た早々大変ね~と鮎子(真野あずさ)が思ってると、
事務所に会社社長・岩下(寺田農)が慎平を訪ねてきた。
慎平と岩下はさっき別れたばかり。
北斗星に乗り合わせて岩下と意気投合した慎平は、
行方不明になった岩下の娘の婚約者・上島(宮沢風太郎)探しを函館で手伝っていた。
ところが、上島が福島で起きたホステス殺しで指名手配に。
さらに、上島が福岡の空きマンションで遺書を残して見つかった。
岩下に容疑がかかる中、鮎子と慎平が事件を調べていくと――という話。
感想
主に動機という部分で、ディスイズ・火サスという感じの作品。
慎平がアリバイ工作に使われる展開と、
登場人物がわりかし少ないのがいいですな。
橋爪功さんと寺田農さんは劇団の同期でしたっけ。
この当時でも結構ベテランだったけど、
今なお活躍されてるのは凄いですな。
名義は違うけど黒崎さんは
我々の世代にとっては『伊賀野カバ丸』かなあ。
あるいは『コータローまかりとおる!』実写版とか。
ジャスピオンは観てないなあ。
ギャバンとシャイダーは覚えてるけど。
なぜだかシャリバンもイメージが薄い。
ストーリーじゃなく
主題歌かエンディングテーマを鮮明に覚えてるかどうかって感じかね。
あとはお姉さんがキレイというか好みだったかどうか(笑)
そんなもんだ、小学校高学年の男にとっては。
シリーズの中では完成度のある方では。