デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第46弾。
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ゲストは内田朝雄、蟹江敬三、横山繁、清水照夫など。
あらすじ
婦人警官時代に、田島警視(内田朝雄)に助けられた速水刑事。
その時、潰してしまったクリスマスケーキをお礼に届けて以来、
クリスマスイブに田島の家を訪れるのが慣習になっていた。
今年もケーキを持って田島家を訪れるが、
そこに現れたのは手配中のサンタ姿の強盗犯。
犯人に殴られ失神した速水刑事だが、
田島とのチームプレイでGメン本部に電話。
しかし、犯人に気づかれてしまい再び気を失う。
次に目覚めた時には、犯人は田島によって射殺されていた。
助けてくれた田島に感謝する速水刑事だが、
黒木警視の指揮で立花警部補は田島を逮捕する。
田島にかかった容疑は、同じ日の夜、
田島家から遠く離れた川口湖畔で起きた殺人事件だった――という話。
感想
アリバイ崩しのお話で、面白いことは面白い。
なんとなく無理があるっちゃあるけど。
例えば、二階でパーティーしている学生は何しとったんだとか(笑)
あれって、致命的な欠点だと思うんだけど。
タバコの吸い殻で気づくところはいいですな。
まあ、細かいところは抜きにして、インパクトは抜群な作品。
ゲストは西田健、内藤杏子、田口計、中田博久、市川好朗など。
あらすじ
警視庁庁舎移転のどさくさに、押収した大量のヘロインが盗まれた。
末端価格で20億円のヘロインが奪われたとあっては、警察の威信にかかわる。
極秘でGメンは小田切と捜査を開始、容疑者・船田(西田健)を逮捕する。
しかし、船田はのらりくらりとつかみどころがない。
黒木&小田切の指揮のもと、中屋刑事が刑務所に潜入して船田と脱獄、
泳がせてヘロインの在処を探ろうとプランを立てた。
ところが、別の何物かが船田を脱獄させようと刑務所に侵入。
連れされられた船田を助けた中屋は、一緒に逃亡することに――という話。
感想
新春一発目らしく、ちょっとコミカルさも含んだ作品。
どこのヌードスタジオにGメン75のレコードがあるんだ(笑)
シーンにはこの上なく合うから、別に構わんのだが。
これはお遊びというより、曲の使用料というか権利料ケチったか
手続きめんどくさいから主題歌流しとけって可能性もあんのかな。
なんちゅうても西田さんと内藤さん兄妹のキャラがいい。
なんかいそう、こういう兄妹。
場面場面に応じて態度が変わる西田さんは最高である。
珍しく取調室でぶん殴る小田切警視。
そのせいで岡村節子巡査がサヨナラしたかは定かでない。
ラストシーンのカットは何なんだろ。
撮影お疲れさんって感じなのかな(笑)。
ゲストは中原早苗、進千賀子、福田豊土、佐藤京一など。
あらすじ
新東京国際空港の完成が近づく中、急ピッチで進む国道建設。
その工事現場から、白骨死体が見つかった。
鑑識の結果、死後5年は経過した30過ぎの男性と判明。
黒木警視は法医学者の井川助教授(福田豊土)に復顔を依頼、
Gメンが捜査に乗り出した。
ところが、復顔が完成しているはずの一週間後、
井川のもとを訪れると復顔が無いばかりか本人もいない。
そして、井川が雑木林で変死体となって見つかった。
山田刑事と中屋刑事は妻(進千賀子)から情報を得ようとするが、
病気の赤ん坊の治療費で四苦八苦している妻はそれどころではない。
手がかりは井川の部屋にあった電話番号だけ。
電話してみると悪徳サラ金の女社長・沢子(中原早苗)に繋がった。
Gメンは総出で沢子から情報を聞き出そうとして――という話。
感想
ちょっと変わった潜入捜査ものというか。
森マリアさんはああいうの上手だわね。
あのあたりは他の女刑事にはなかった部分かな。
ちょっとコミカルな部分というかね。
のちのち時代劇で発揮されるわけだけど。
番組御用達的な山浦さんや河合さんも活躍。
山浦さんの首が出る出る(笑)
似てるのもあれば似てないのもあるけど。
福田豊土さんは『科学捜査官』に出てましたな。
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復顔担当ではなかったけど。
でも、復顔の場面は本作の方が詳しいかも。
中原早苗さんはやっぱり上手い。
いそうだわ、こんな人。
しかし、銀行の聞き込みは失踪がどうとか、
あんなとこでしゃべってええんかい。
注意しろよ、上司(笑)
井川助教授側のドラマがちとワンパターンかな。
もうちょっと何かあってもよさそうな気がする。