デアゴスティーニから発売の全話シリーズ第18弾。
Auto Amazon Links: プロダクトが見つかりません。
ゲストは杉本美樹、佐藤仁哉、門岳五郎、小瀬格、小林稔侍など。
あらすじ
ある日、踏み切りに飛び出した子どもを助けた響刑事。
ホッとしたのも束の間、落としたハンドバッグから拳銃が消えた。
ボスに報告しようとしたその時、電話がかかってくる。
相手は女(杉本美樹)からで
「拳銃を返してほしければ一人で熱海に来い」という。
響は休暇を申し出て熱海の指定されたホテルに向かうが、
さまざまな出来事が響を待ち受けていた――という話。
感想
毎度おなじみ響刑事受難編。
よくまあクビにならんもんだと思うのだが。
アベックって表現が時代を感じますな。
ストリップ劇場では殿様キングスの「なみだの操」が流れ、
響刑事が追いかけるシーンでは看板につけめんの文字が。
あの頃からあったのね。あんま記憶にないなあ。
今とは内容が違うんだろうけど、関西でつけめんってホント覚えがない。
カミソリが似合う女、杉本美樹さんがご登場。
「恐怖女子高校」シリーズ好きなんだよなあ。
渡瀬恒彦さんとの「暴走パニック大激突」もこの年じゃないかな。
池玲子さんと人気を二分していたわけだが、
それぞれの良さがありますわな。
白の藤田さんと黒の美樹さんとの衣装も対照的で見映えがいいやね。
小林稔侍さんが地元の鑑識というかそういう役で登場。
ストーリー的にいえば結構それってどうよ?と思うところはある。
3年前やったらそんなインパクトある出来事覚えてるだろとか。
手首切ったぐらいで人はなかなか死なんぞとか。
極めつけは響刑事の
「すどうみつおなんて見たことも聞いたこともないわ!」
そんな言い方ねえだろ(笑)刑事でしょ、アンタ。
一番かわいそうなのはアンタの代わりに被害に遭った入院患者では。
ゲストは土井かつえ、児島美ゆき、西沢利明、東晃声(出光元)、またまた小林稔侍など。
あらすじ
多摩川鉄橋近くの河原で乗り捨てられていた車の中から
Gメンが麻薬密売容疑で追っていた男・石崎(西沢利明)の死体が見つかった。
自殺に偽装された他殺で、現場に小田切警視も駆け付ける。
石崎は小田切の大学時代の後輩だった。
Gメン本部で響刑事たちが撮影した石崎のフィルムに
石崎と同じく馬術部の後輩だった章子(土井かつえ)の姿を見た小田切は――という話。
感想
関屋警部補殉職回にも登場した土井さん、東さん、小林稔侍さんが揃い踏み。
科捜研にいる稔侍さんは一話にして出世したのか(笑)
夏木さんの乗馬姿は貴重だけれど、
よく考えりゃ『荒野の用心棒』とかで乗ってたかな。
夏木&竜雷太&渡哲也のマカロニウエスタン風のテレビ時代劇ね。
土井かつえさんは悲劇のヒロインが似合いますな。
生まれた時から没落しているも同然の我々庶民にはわからんが、
ラストの余韻といい、西島大さんの脚本の力は大きい。
しかし、小田切警視と関わった人は必ず不幸になるねえ・・・
ゲストは松山省二、鶴間エリ、チコ・ローラントなど。
あらすじ
ニューヨークから来た貨物船がヘロインを密輸しているとの
情報を掴んだ津坂刑事と山田刑事は早速船を調べるが何も出てこない。
しかし、そこで津坂は昔馴染みの
元MP・トム(チコ・ローラント)と再会。
トムがこれまた津坂と因縁のある青年・健一(松山省二)、
その彼女・ナオミ(鶴間エリ)と関わりのあることを知った津坂は――という話。
感想
終り方といい、アメリカの一時間刑事ドラマを観ているような展開。
通常のハードボイルドものというか。横浜だからなおさら似合う。
毎度おなじみ山浦さんは船を調べる時に出てきて、
きくち英一さんは最後の方で撃たれる役かな。
チコ・ローラントって表記だけどローランドの方が多い気が。
結構古い作品から出てるよねえ。黒人はアンタしかおらんのかいなってぐらい。
松山さんは知り合いのマスターが世話になった方。
体調が良くないって話を聞いた気がするけど、まだまだ元気でいてほしいですな。
本作はその後結婚することになる岡本さん&鶴間さんの出会いの場なわけで。
この回よりもっと後の方がメインというかきっかけだったと思うけど。
そういうところも面白いですな、ドラマを観るというのは。