西村京太郎438「近鉄特急 伊勢志摩ライナーの罠」を読む

2008年出版の作品。2010年にTBSで映像化。あらすじ高齢者社会の今後を見据えて創刊された月刊誌「マイライフ」。その企画でお伊勢参りに向かったはずの老夫婦が失踪。辿ったはずのコースには2人の名をかたる不審なカップルが。家族などから捜索願が出される中、不審なカップルの女性が絞殺死体となって発見される。捜査にあたった十津川警部は老夫婦の家で謎の仏像を発見。それは江戸時代の有名な修験僧・円空のものだ
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西村京太郎414「湘南アイデンティティ」を読む

2007年出版の作品。2012年TBSで映像化。ということになっているがどう考えても別物としか思えない。あらすじ湘南に住み湘南ライナーで通勤する30代のエリート5人。研究所勤務、会社専務、編集長、ベンチャー社長、高級官僚。いずれも年収1000万を超え将来が約束されている面々。それぞれの前にある日突然、スタイル抜群の美女が現れた。週に一度、私のマンションで一夜を過ごしてほしいというのだ。ただし、セッ
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西村京太郎151「伊豆の海に消えた女」を読む

1988年出版の作品。2002年にTBS,2010年に土曜ワイド劇場で映像化。あらすじ南青山の高級マンションで青年実業家が殺された。十津川警部たちの捜査の結果、5人の女の容疑者が浮上。しかし、その中で有力な容疑者と思われたモデルの片山みゆきが伊豆下田に向かったまま失踪。その後、石廊崎から身を投げたらしく水死体で発見される。さらに女の一人が天城峠で殺害され、みゆきとともに伊豆下田に向かった青年も殺害
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西村京太郎122「日本海殺人ルート」を読む

1987年出版の作品。1988年、2014年と2回土曜ワイド劇場でテレビドラマ化されている人気の一冊。あらすじ青森発大阪行きの特急「白鳥」の車内でブティックの女社長である小野木ユミが殺害された。十津川警部たちの捜査によって3人の容疑者が浮かび上がる。ユミの別れた夫で宝石商の山本、ユミに好意を抱いていた副社長の矢野、姪でタレントのかおりの3人だ。十津川達は山本が怪しいとにらむが鉄壁のアリバイが。かお
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西村京太郎59「ミステリー列車が消えた」を読む

1982年出版の奇想天外な鉄道ミステリ。1995年にTBSでテレビドラマ化。企画列車に乗った乗客400人を列車ごと誘拐という前代未聞の内容が話題を呼んだ。あらすじ行き先不明のブルートレイン「ミステリー号」が東京駅を出発したまま忽然と姿を消した。犯人から国鉄に10億円の身代金要求の連絡が入る。十津川警部と本多課長は当局に行き、捜査にあたる。亀井刑事たちも奔走するが、誘拐犯人はそれをあざ笑うかのように
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西村京太郎162「志賀高原殺人事件」を読む

1989年出版の作品。2011年にTBSで映像化。黒姫伝説に絡め清水刑事の悲恋を描いた内容。あらすじ十津川警部の部下・清水刑事は婚前旅行のつもりで恋人のみや子と志賀高原へスキーをしにやってきた。ところが、突然みや子が姿を消してしまう。無事戻ってきたので気を取り直してスキーをしていると清水刑事の目の前でみや子が射殺されてしまう。みや子が残したダイイングメッセージ「クロヒメに……」とは何をさしているの
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西村京太郎106「南紀殺人ルート」を読む

1986年出版の作品。2002年にTBSで映像化。あらすじ和歌山駅前のホテルで弁護士が殺害された。続いて串本の海中展望塔で仲間の会社社長が殺される。県警の要請を受け十津川警部たちが調べたところ、2人はゴルフ会員権詐欺で儲けた悪仲間だったことが判明。亀井刑事が詐欺集団の黒幕とみられる佐伯に聞き込みに行くがにべもない反応で追い返される。すると行方不明中だったもう一人の仲間が伊勢線の無人駅で死体となって
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西村京太郎131「八ヶ岳高原殺人事件」を読む

1987年出版の作品。2012年に土曜ワイド劇場で映像化。しかし、内容はほぼオリジナルに近い。あらすじ雑誌記者の矢代は編集長から清里高原への取材を命じられる。コンビを組むのがカメラマンの木下と聞いて矢代は嫌な顔をする。ところが当日、矢代の前に現れたのは木下の妹・由美だった。腕は確かのようだったので、そのまま矢代は由美と取材へ。ちょうど人気女優の小池祐子が来ていたのだのだが、翌朝矢代と由美は祐子の死
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西村京太郎58「特急さくら殺人事件」を読む

1982年出版の作品。同年にザ・サスペンスで映像化。十津川警部を演じたのは宝田明、亀井刑事は犬塚弘。あらすじ兄の葬式に行った十津川警部の部下・日下刑事。帰りに乗った特急さくらの車内で倒れている女性を発見。ところがその直後、何ものかに頭を殴られ気絶。意識が戻ってみると女性の死体はどこにも見当たらない。いったいどこに消えてしまったのか?東京に戻った日下刑事はその奇妙な出来事を報告。誰もが不思議がる中、
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西村京太郎134「特急『北斗1号』殺人事件」を読む

1987年出版の作品。2005年に土曜ワイド劇場で映像化。あらすじ吉岡という男に騙され借金を抱えた風見ゆう子。自殺を決意して雪の北海道へ旅立ったのだが「100万円を使ってくれ」という奇妙な依頼を受ける。自殺するのを止めないことを条件にその男と旅をつづけたゆう子だが、網走で自殺を図ろうとした時警官たちに止められてしまう。連続殺人の容疑者としてだ。確かに被害者の男とは列車で会ったがなぜ自分が?巧妙に張
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