池波正太郎「戦国と幕末」を久々に読む

1980年初版のエッセイ?集。
タイトルの通り戦国と幕末を中心にいろいろな人物が登場。
無味乾燥な歴史教科書を読むよりはるかに面白い。当たり前だが。

大きく分けて
「関ヶ原と大坂落城」「忠臣蔵と堀部安兵衛」「新撰組異聞」の3つ。

最初の戦国時代の話では武将と酒の話が面白い。
酒を中心に戦国模様を書いてみるのも面白いかもしれんねえ。

忠臣蔵関係ではやっぱりいろんな角度があるなあと。
これ読むだけでも結構新しいアプローチができるような。
それにしても忠臣蔵っていつの時代も普遍的な要素があるね。
元禄時代をどう見るかってのは今日的視点に満ちてますな。

新選組関係では永倉新八の話が中心。結構長生きしたんだね。
この時代では小栗上野介、伊庭三郎、真田幸貫、佐久間象山。そして陸奥宗光。

真田幸貫と佐久間象山の話なんて大河ドラマになってもね。
陸奥宗光も意外とそんなに取り上げられていないんだよなあ。
歴史はホントにいろいろなネタがある。

現代社会は右からも左からも間接侵略されてるようなもんで。
先人たちが見たら何て言うんでしょうな。

これ一冊で最も魅力的な400年ほどの歴史がわかるんだから凄いねえ。
こういう劇的な時代に生きた男たちの姿を通して
日本人というのはどういう民族であったのかを淡々と綴っている作品。

こういうのはやってみたいなあ。

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