ロバート・B. パーカー「儀式」を久々に読む

スペンサーシリーズ第9弾。

あらすじ

スペンサーは恋人スーザンがカウンセリング指導している

少女エイプリルの捜索を母親から1ドルで引き受ける。

相棒ホークと共に売春組織に関わってるであろう彼女を探すが

関係者の口はなぜか固く行方はしれない。

ようやく彼女の居所を突き止めたスペンサーだが

エイプリルに逃げられたあげく、スーザンに火の粉が降りかかる。

スペンサーとホークは力を合わせ、エイプリルを連れ戻す。

親からも見放された彼女に対し、

スペンサーの取った解決策は――という話。

 

感想

一言でいえば少女を売春組織から連れ戻す話。

特に誰が殺されるわけでもなく話は進むが

ラストの大立ちまわりはらしさ全開。

スペンサーの取った彼女の解決策は正しいとは言えないが

現実的と言えば現実的。

少なくとも親元に帰したところでハッピーとはならない。

清き水に魚は住まないの例えのごとく

濁った場所でしか自分らしく生きれない人間もいるのだ。

この頃の作品はスペンサーとスーザンの会話が

後半の作品ほどダルく感じない。

自分から言い出し1ドルで仕事を引き受けるスペンサー。

「簡単な仕事しかやらなかったら、何もやる価値がないだろう?」

やっぱりあんたは最高だ。

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