霧島兵庫「甲州赤鬼伝」を久々に読む

2019年出版の新潮文庫版。

あらすじ

十四歳の初陣となった長篠の戦いで敗れ、
傷ついた父親を介錯し山県家を継いだ山県昌満。

偉大な父と兄を一挙に失い心に深手を負い、
出自を理由に家族からは総スカンの中、
馬鉄砲の腕を磨くことで成長を遂げていく。

赤備えの大将として復活した昌満だが、
徳川の調略によって武田家の滅亡は近づくばかり。

対戦相手を震え上がらせ、
戦国にその名を刻んだ赤備えの運命は――という話。


感想

めちゃくちゃ面白い。
昌満の成長物語としてわかりやすい。
最初はコイツ大丈夫かいなと思ったけれど(笑)

周囲の人物が魅力的。
一種の企業小説というか。
現代でもこんな人おるわねえという感じ。

変に恋愛話なんか入れてないのもいいし。
赤備え集団の矜持というか、そういうのがよくわかる。

史実はどうだったかねえ。
昌満って織田の甲州征伐で捕まって処刑されたんだったかな。
井伊直政のところに赤備えが受け継がれてったのはホントだもんね。

なんせ面白かった。
面白いものを読むと楽しい。寝不足になる(笑)

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