佐野洋「赤い熱い海」を久々に読む

1967年出版の本格ミステリ。
松本清張を中心に出された新本格推理小説全集の中の一つ。

あらすじ

函館沖で起きた航空機遭難事件。
飛行機事故では珍しく、三人の死者を出しただけで済んだが、
その最中に一人の男が蒸発していたことが判明した。

事故に関係する調査を依頼された
全国的規模の探偵事務所の面々はそれぞれ調査を行うが、
やがて男の蒸発の裏側に飛行機事故に隠された真相を知ることに――という話。


感想

導入部分と謎の引っ張り方が魅力的。
まあそんなに大掛かりにせんでもねえって気はするが。

本格ミステリらしいパズラーの見せ方がありますわな。
温故知新っていうか、かえって新鮮に感じる部分もある。

犯人については、まあそれぐらいしかないかなあ。
こういう見せ方って警察小説にも応用できると思うんだけど。

いろいろなパターンを頭に入れておくのは大事ですな。
ちっとも作品の感想ではないかもしれんが、
作り手としてはこういう勉強は欠かせてはいけないところなので。

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