羽生道英「小説 織田三代記」を久々に読む

2006年出版の文庫書下ろし。
織田信秀、信長、信忠親子三代の天下取りへの道を記した作品。

感想

三代記の話は織田だけでなく結構出ているみたい。
この機会にいろいろ読んでいけたらいいなあと。

傍流から実質上尾張のトップにのし上がった信秀、
その遺志を継いで尾張統一から天下布武を志した信長、
偉大な父の背中を見つめて育った信忠。

織田家三代の流れがよくわかる話。
周囲の猛反対にあいながら信長を守った信秀、
革新的な手法で新しい世の中を切り開いた信長。

二人の血を最も受け継いでいた信忠が
光秀に殺されなかったらその後の情勢はどうなったのだろう。

逃げるチャンスは十分あったわけだが、
あえて戦う道を選んだ信忠はやっぱり信長の息子ならではか。

確か有楽斎は逃げたんだな、この時。
その後の有楽斎を見ても、仮に信忠が逃げてても
あまり周囲からいい扱いはされなかっただろうし仕方ないのかも。

信長が京へ上りやすかったのは
信秀の時代から朝廷と深く関わっていたからというのは知られた話。

何でも段取りが大事なのよね。
結局信長の志を継いだのは家康ということになるのかなあ。

昔は信長が好きだったけど、最近は家康に興味がわく。
歳くったせいかね。
なんか知らんが、秀吉は昔からイマイチのらない。
大阪人なのにね。

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