スティーヴ・ホッケンスミス「荒野のホームズ」を久々に読む

2006年の海外ミステリ。
西部劇とミステリを混ぜた異色作。

あらすじ

洪水で家も家族も失ったオレ。
生き残ってるのは兄のオールド・レッドだけ。

オレと兄貴は雇われカウボーイとして西部の牧場を渡り歩いている。

読み書きのできない兄貴だが
オレが読んでやった名探偵ホームズの
話に影響され今じゃすっかり探偵気取り。

新しく雇われたどこか怪しげな牧場の様子に兄貴の血が騒ぐ。

やがて牛の暴走に踏みにじられた死体が発見され、
次いで密室状態で額に拳銃の弾が撃ち込まれた死体が見つかった――。

 

感想

ウエスタン・ミステリという斬新さが光る作品。

物語自体は地味だがキャラクターの良さと設定の新鮮さで補っている。

最後のどんでん返しの展開も西部劇らしい要素もあって緊迫感がある。

名探偵ホームズが実在の人物とされ
同時代を生きてる西部の男達との対比が面白い。

設定の大事さをあらためて認識した作品。

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