伝説の本格ミステリ・赤川次郎「マリオネットの罠」を久々に読む

1977年発表の処女長編。
当時はバリバリの本格派志向だったのだ。

新装版 マリオネットの罠 (文春文庫)
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あらすじ

K大学の仏文科の研究生である修一。
後輩である美奈子と結婚を誓い合った仲だった。

ある日、修一は風変わりな館に
フランス語を教える家庭教師として雇われる。

そこには謎めいた美女たちがいた。
この屋敷には何か謎がある――修一は直感でそう思った。

以前近くで起きた殺人事件の聞き込みに来る謎の刑事、
そして館のどこかにいるもう一人の人物の存在――。

修一は屋敷の住人が出払ったのを見て、
地下室に足を踏み入れたのだが――という話。


感想

久々に読んだけどこんな話やったっけ?
人間の記憶というのはあやふやなもんだがやっぱり面白い。

少々強引といえば強引かもしれんが
まあ本格モノってこういう面があるわいな。

ラストシーンの切なさは脚本家ならではのものかな。
非情のライセンスでデビューしてたわけだからねえ。
それから「幽霊列車」でオール読物推理新人賞、
そして本作「マリオネットの罠」。

ここから三毛猫ホームズで驀進していくわけで。
やっぱり偉大ですな、赤川次郎さんは。

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