西村寿行「空蝉の街」を久々に読む

1984年出版のハードバイオレンス。
国内を飛び越え、どこまで行くねん的展開が魅力の作品。

あらすじ

張込み中に暴走族をどつきまわした刑事・平泉。
ところがメンバーの一人が大企業の副社長の息子だったことから
刑事をクビになってしまう。

仕方がないので高級マンションで暮らす親友・宗村のもとへ。
しかし、大企業のドラ息子の宗村もまた父親に勘当され無一文。

食事にも困り果てた2人の前に救いの手が。
平泉のクビの原因となった企業から、失踪した社員の捜索依頼。

社の極秘機密書類を持ち出した男と言うのだが――。

案の定トラブルにはまっていく平泉と宗村の運命は?--という話。


感想

まあ何でもありもここまでくると面白すぎる。
どこまで行くのアンタらおいおい状態である。

例のごとく倒錯した性の魅力もたっぷり。
しょせん人間、性欲と食欲と物欲でできてますわな。

国内で終わる話かと思ったらインドネシアに行くわ、
はたまたアマゾンで奴隷を解放するわやりたい放題。

話もここまで飛躍さしてかなあかんのかね。
中途半端なジメジメした話書いてたらあかんのよね。

出だしの良さが素晴らしく、いろんな意味で刺激になる作品。

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