山崎洋子「薔薇の恋唄」を久々に読む

1992年出版の長編ミステリ。
イタリアを舞台にしたサスペンスロマンって感じ。

あらすじ

高岡まろんの名で人気だった元アイドル、藤岡みのり。
事務所独立に絡んであることないこと言いふらされて、
今では普通に暮らしている。

ところが、みのりに意外な話が転がり込んできた。
人気作家・鮎川の原作映画に主役で抜擢されたのだ。

プロデューサーや鮎川たちとロケハンでイタリアに旅立つみのり。
主人公のモデルは新宿ゴールデン街の
アイドル的存在だった南条水晶子だという。

水晶子は20年前、ベニスで消息を絶っていた。
ローマ、フィレンチェなど水晶子の足跡をたどるうちに、
みのりたちの周囲に意外な出来事が巻き起こっていく――という話。


感想

山崎洋子さんの話というのはなんか合う。
ご本人がもともと脚本家だったからか、
キャラの作り方と話の筋立てとが心地よい。

海外旅行したことない人間にとってはイタリアは結構あこがれの地。
「ローマの休日」はじめ、映画の話が出てくるのがこれまたいい。

ミステリとしては薄いのだけれど
サスペンス&ロマンは十分感じられて程よいバランスかも。
やっぱり上手な人の作品は参考になりますな。

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