1969年公開の東映映画。
なんとGWに公開! 異常性愛路線絶好調。
監督はもちろん石井輝男、演技人は毎度おなじみのメンバー。
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あらすじ
借金が重なり、奉公にでた由美(片山由美子)。
しかしそこは刺青をした女だらけの地獄のような売春宿だった。
縛られるわ犯されるわ散々な目にあう由美。
そんな由美を優しくいたわる女主人のお龍(藤本三重子)。
ところがこのお龍が最悪の女でレズビアンでサディストというタチの悪さ。
由美を責めまくるわ、男に犯されたの知って貞操帯つけるわむちゃくちゃ。
この貞操帯が鉄でできてて、鍵は犯した男が殺される前に飲み込む。
外したいものだから由美は墓を暴き、男の腹斬って鍵を出す。
ところが由美は捕まり、哀れ火あぶりに。
この由美の身体に刺青入れて腕を競い合っていたのが
我らが小池大先生演じる彫辰と彫秀(吉田輝雄)。
二人のイカレた彫り物師のバトルは長崎に持ち込まれることに――という話。
感想
本作もむちゃくちゃなシーンのオンパレード。
怪奇エログロ大作戦。最初から処刑シーン続出。
レズビアンでサディストのお龍は怖すぎる。
殴り続け最後は目を串刺し。
迷路みたいな廓で逆さづりにされる刺青女たち。
正義の人は……誰もおらんな。
船で運ばれる刺青連中。こんだけ書くのも大変だろう。
なぜだか女囚役の大泉滉と由利徹までレズってどうする。
しかも吹き替えでオバQみたいな声してるし。
なんか前半、後半の色分け方が凄い。
由美が火あぶりになるまでが前半、残りの復讐話が後半みたいな。
因果応報というか暴虐の限りを尽くしたお龍も……
どうやってぶち殺されたかは本編を観てもらえれば。
ま、それまで観ている気になれるかどうかわからんけど。