山村美紗「エジプト女王の棺」を読む

1980年の作品。エジプトと京都を舞台にしたミステリ。
1999年にTBSでテレビドラマ化。
主演はかたせ梨乃。だけどキャサリンシリーズではない。
渡瀬恒彦、河相我聞、高樹澪、西岡徳馬などが出演。当然、紅葉も付いている。

エジプト女王の棺 (光文社文庫)
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あらすじ

エジプトのカイロで外交官が謎の事故死。
そして京都美術館で開催中のエジプト展で遺宝を盗もうとした男が謎の薬物中毒死。

しかし真相はわからず迷宮入り。

2年後、死んだ外交官の娘が勤める中学校の修学旅行中に
女子生徒が旅館の屋上から謎の転落死。

彼女は「エジプト」「ミイラ」の2つの言葉を残していた。

そして第2、第3の連続変死事件が……すべての元凶は外交官の死にあった。

外交官の娘と変死を遂げた男子中学生の兄で
新聞記者の男がコンビを組み真相を追究する――という話。


感想

エジプトの遺宝の行方と女子中学生売春事件がからむというなかなか壮大な話。

読みやすくとても面白いのだが最後の方はカタルシスをあまり感じない。
あれやこれや入れ過ぎなので消化不良といったところか。
ドラマは観てないけど、どんな風になってるのか比べてみたいところ。

テンポの良さとボコボコ人が死んでくあたりは
同時期にあった赤川次郎の「三毛猫ホームズの推理」みたい。

なんとなく読んでて連想するものがあった。
選集にも入れられている初期の代表作。

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