笹沢左保「剣士燃え尽きて死す」を久々に読む

1975年出版の作品。
人間・沖田総司を描いた名作時代小説。

あらすじ

新選組副長助勤・沖田総司。
「また、ひとり斬った」と懐中鏡につぶやく。
それは総司と奇妙な縁がある武家の娘・千鶴の形見だった。

新選組という組織に属し、近藤勇の命に服しながら人を斬る男。
しかし、その心の奥底に刻まれる人斬りのむなしさ、
当初の純粋な思いから変節していく新選組という組織への絶望、
絆で結ばれていたはずの近藤勇への不信――。

そして何よりも己の肉体を蝕む労咳との闘いが総司にはあった。
天涯孤独の青年剣士がおくった壮絶な幕末の青春物語。


感想

だいたい新選組なんてのは「幕府御用達暴力団」と思っている。
なので全く好きではないし、こいつらドラマにしたいなんて思わなかった。

唯一興味があったのは沖田総司。
で、読んでみたらこれがチョー名作。

仁義なき戦い顔負けの内部抗争が克明に描かれ
その中で沖田総司のドラマの作りが抜群にうまい。
特に人間関係のアヤのつけ方が素晴らしい。

どこからどこまでホントかわからんぐらいうまい。
これそのままドラマ化したいなあ。
誰が沖田総司やるんだという話だが。

昔、草刈正雄がやってた映画かドラマあったな。
なんせ二枚目がやることは確かだろうけど。

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