西村寿行「襤褸の詩」を久々に読む

1985年刊行の作品。
「蘭菊の狐」の続編にあたる。

あらすじ

死闘をともに戦った後、別れてあてのない旅に出た3人。
元刑事の源吉、壺振りの三四郎、スリの亀造。

火祭りの夜、人妻を助けた源吉はひょんなことから二人と再会。
その夜、人妻の家に泊まった三人を何者かが襲う。

理由は過去に亀造が掏った財布の中身にあった。
中にはある外国国家の諜報戦の鍵を握る秘密文書が。

各国諜報機関入り乱れての凄まじい争奪戦が始まった――という話。


感想

相変わらずどこまで行くねん、おいおいって感じ。
面白いことは面白いのだが、広げ過ぎてわけわからんような。

しつこいというかね、もうそこええでって気もせんでもない。
登場人物が入り乱れすぎて主役たちがもっと突き抜けてくれた方がいいのでは。

ま、やたら貫かれるシーンはあるのだけれど。
キャラの魅力が半減しているような感じがすんのよね。
三人の中なら三四郎が一番ピンとくるかなあ。

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