フリーライター Sakamoto Norio ブログ
1981年出版の十字架シリーズ最終作。羽代市とか大場一成とかどっかで聞いた名前が出てくるなと思いきや、「野生の証明」に出てくる舞台と人物でしたな。映像化はなし。あらすじ若い芸者が殺され、身元を調べるうちにA市からF県羽代市に売春組織に連れていかれた一人と判明。秘密裏の捜査を指示された土谷は現地へと飛ぶ。ところが、市政と警察を牛耳りさらに暴力団と癒着し地域に君臨するボス・大場一成の存在はとてつもなく
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1937年製作のフランス映画。監督は名匠と呼ばれたジュリアン・デュヴィヴィエ。舌噛みそうな名前のお方。主演はジャン・ギャバン。ヒロインというか妖艶なお姉さんはミレーヌ・バラン。あらすじここは地の果てアルジェリア、と歌った曲「カスバの女」というのがあるがまさにその場所であるカスバは、あちこちから流れ者が集まる無法地帯。御多分に洩れずペペ・ル・モコ(ジャン・ギャバン)もフランスからこの地にやってきた犯
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1995年3月17日放送の赤い霊柩車シリーズ第4弾。原作は山村美紗、主演はもちろん片平なぎさ。ゲスト出演は佳那晃子、中尾彬など。あらすじ深夜、秋山(大村崑)に呼び出された明子(片平なぎさ)。何事かと思いホテルに行ってみると、関西で著名な日舞の家元が腹上死したというのだ。後妻の怜子(佳那晃子)は先日、違う葬儀で顔を合わせた人だった。ためらいながらも遺体を運び出した明子だが、先妻の娘・由美子(吉野真弓
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1980年3月29日土曜ワイド劇場で放送。原作はない。脚本・大和屋竺、監督・牧口雄二。主演は長門裕之。宮下順子、竹田かほり、森次晃嗣、ガッツ石松、江本孟紀などが出演。あらすじ京都に出張に来た銀行員の西尾(長門裕之)。決して友近ではない。どう見ても銀行員には見えない部下の小林稔侍らに頼んで浮気気分で京都観光&夜の街へ。ところがぼったくりに合って散々な目に。そこで観光中に知り合った舞妓を紹介してくれる
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1995年出版の講談社漫画文庫版。全3回。もともとは原作が出た当時、週刊チャンピオンに連載されたもの。原作はもちろん小松左京。第1回の巻末には原作者のあとがきがある。「阪神大震災に遭遇して」との内容。あらすじ19××年7月26日に起きた伊豆天城山の噴火。相模湾南西部を震源とした地震が原因だったが、この背景には恐ろしい真実が隠されていた。地震予知が不可能とされる中、異端児の学者・田所博士は警鐘を鳴ら
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1983年1月4日火曜サスペンス劇場で放送。正月早々、復讐物語を放送するところが素晴らしい(笑)原作は毎度おなじみ松本清張の同名ミステリ。主演は大竹しのぶ。二谷英明、小川真由美、小林薫、松任谷正隆などが出演。映画は2回、テレビドラマは9回なっている代表作の一つ。あらすじ無実の罪で投獄された兄・正夫(松任谷正隆)を救うために、上京して一流弁護士・大塚(二谷英明)のもとを訪れた妹・桐子(大竹しのぶ)。
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2015年にWOWOWで放送。全5回。原作は真梨幸子の同名長編ミステリ。出演は松雪泰子、ミムラ(今は美村里江か)、西田尚美、麻生祐未、小池栄子など。あらすじ5人の男を殺害した容疑で逮捕された佐竹純子(小池栄子)。売れっ子ジャーナリスト・久保田芽衣のアシスタントを務める田辺絢子(松雪泰子)は、事件の真相を掴むために調査を開始。佐竹の中学時代の同級生から情報を得た田辺は、母親、そして篠田淳子(ミムラ)
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1982年7月27日火曜サスペンス劇場で放送。火サス史上歴代ナンバーワン視聴率の28%を叩きだした。主演は名取裕子。松尾嘉代、吉行和子、目黒祐樹などが出演。あらすじクラブホステスの弓子(名取裕子)。ある夜、ひょんなことから高級クラブのマダム・恒子(松尾嘉代)と知り合う。誘われるままに恒子の高級マンションに向かう弓子。そこで恒子に誘惑され、体の関係を持っちゃうわけですな。レズの世界に入っちゃった弓子
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1984年10月2日火曜サスペンス劇場で放送。松本清張スペシャルと題した30分延長版だった。原作は松本清張の同名長編小説。主演は栗原小巻。竜雷太、奈良岡朋子などが出演。あらすじ旅行会社に勤務するゴリさん、じゃなかった門田(竜雷太)。欧州ツアーを担当することになり申し込みが多くてホクホク。それもこれも人気旅行ジャーナリスト・江木奈岐子(奈良岡朋子)がガイドをするから申し込みが多かったのだが、なぜだか
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1982年11月3日NHKで放送。脚本は山田太一、主演は笠智衆。出演は長山藍子、宇野重吉、堀越節子、中野誠也など。夫婦の絆と愛の姿を描き、芸術祭優秀賞など国内外のさまざまな賞に輝いた。あらすじ息子の転勤で入院中の妻・もと(堀越節子)と別れて暮らすことになった隆吉(笠智衆)。しかし、富山に行ったはいいが妻と挨拶さえできなかったことを隆吉は気にしていた。妻への想いが募る隆吉はもとに会いに行く。しかし、
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