1975年TBSで放送された連続ドラマ。主演は沢田研二。当時、時効を迎えようとしていた3億円事件を題材にした画期的なピカレスクロマン。あらすじ時効まで後半年に迫った3億円事件。その犯人、可門良(沢田研二)は孤児院の先輩だった野々村(藤竜也)が経営するクラブで歌手として働いている。しかし良は脳腫瘍に侵されていて余命いくばくもない。良を犯人とにらむ白戸警部(若山富三郎)、元レーサーの八村(荒木一郎)、
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1972年の東宝映画。結構この手の作品は海外でカルト的人気。原作は小池一夫。いまだに現役なのが凄い。あらすじ北町奉行所の隠密回り同心、板見半蔵(勝新太郎)。仲間を持たず一匹狼の彼は上司からも疎まれるダークヒーロー。街の人からは「かみそり半蔵」と言われ恐れられるが同時に弱者の味方としても名が通っている。自分が捕えて獄門首になるはずだった連中を死んだことにして手下に使ったり悪側にいた女を取り調べと称し
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1972年公開の「賞金稼ぎ」シリーズ第3弾。あらすじ今回の舞台は甲州・黒戸金山。そこから江戸へ送られるはずの黄金百二十貫が夜叉狼率いる山賊に奪われる。黄金の行方は杳として知れないなか老中の堀田と大目付の跡部は賞金稼ぎとして知られる町医者・錣市兵衛(若山富三郎)に黄金奪還を依頼。期限は日食までの5日以内。いつものごとく市兵衛は数々の秘密兵器を駆使し悪党に立ち向かう。しかし山吹色の欲望に取りつかれた連
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1971年制作のテレビ大型時代劇。全52回。テレビ版オールスター作品ともいえる豪華な面々。あらすじと感想主な配役は次の通り。大石内蔵助→三船敏郎。言わずと知れた「世界のミフネ」浅野内匠頭→尾上菊之助。妻は緋牡丹のお竜、娘はベルリン国際映画祭最優秀女優賞。大石りく→司葉子。息子の嫁はん元Wink。瑤泉院→佐久間良子。実は書道がめちゃ上手い。堀部安兵衛→渡哲也。趣味は焚火。吉田忠左衛門→中村伸郎。文学
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2015年公開の映画。原作の面白さを映像でどう活かすかが見所。あらすじ1980年代後半、バブル最盛期の静岡。チートモ冴えない男、大学生・鈴木は、友人に誘われ気乗りしないままコンパに参加する。ところがそこで歯科助手のマユと運命的な出会いを果たす。恋愛にうとい鈴木だったが、マユと出会って変わっていく。自分磨きに凝りまくる鈴木だったが…。やがて就職した鈴木は東京本社に転勤。マユを置いて上京するが週末ごと
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1966年の東映時代劇。主演は中村錦之助、監督はフジテレビから呼んだ五社英雄。錦之助時代最後、五社英雄最初の東映作品になった。あらすじと感想ストーリーと内容は毎度おなじみ。何回リメイクしとんのだという話なのだが要は左膳が手に入れた「こけ猿の壷」を巡り柳生一派と公儀の隠密たちが奪い合いをするという話。チョビ安、お藤、与吉、萩乃など登場人物もまあ一緒。それまで左膳を演じ当たり役となった大友柳太朗が大岡
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1957年公開の東映時代劇映画。あらすじ時は五代将軍綱吉の時代。助さん格さんとともに江戸入りしたご老公。いきなり畑を荒らしまわる野良犬(それにしてはきれいだ)を見て「犬公方」綱吉に諫める意思で犬の皮をはいだ贈り物をする。それを見て綱吉、怒るどころか納得してお触書を出すよう指示。そんなこんなでご老公、今度は高田藩のお家騒動を知りまたまた首を突っ込んで・・・という話。 感想月形龍之介の芸能生活38周年
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2011年にテレビ朝日で前後編で放送された一作。吉村刑事(玉木宏)を主人公にしていることとオリジナルキャストの新聞記者(中谷美紀)が新しい点。あらすじ昭和35年12月11日未明、東京・蒲田駅構内の操車場で男性の死体が発見された。聞き込みの結果、「カメダ」という言葉がキーワードとして浮上する。東へ西へと操作する中、意外な容疑者が浮かび上がってきた——という話。感想これまで何度も映像化され、松本清張原
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1973年10月からテレビ朝日系列で放送。当初あまり期待されていなかったが少し伸びて全26回。メンバーは剣条之介・・・「レッツ・ビギン!」村野武範。九鬼大紋・・・「和製ブロンソン」佐藤充。 玄庵・・・「日和警部」長門勇。 仙蔵・・・「女ののど自慢」なべおさみ。 菊次・・・ロンドンブーツじゃない田村亮。 南美・・・「しびれくらげ」渥美マリ。17話で殉職。 朱美・・・「女ジェームス・ディーン
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1987年公開の必殺シリーズ劇場版第4弾。この頃の必殺テレビシリーズは「風雲竜虎編」で人気低下も著しく終了に向けて動いていた頃。映画でのレギュラーは中村主水・・・藤田まこと 秀・・・三田村邦彦 政・・・村上弘明 お玉・・・かとうかずこ 順之助・・・ひかる一平監督は必殺仕掛人1.2話を担当しその後の基礎を作った深作欣二。テ
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