1985年火曜サスペンス劇場枠にて放送。
主演は山本陽子。沖田浩之、高橋悦史、淡谷のり子などが出演。
あらすじ
島尾(高橋悦史)の妻・真弓(山本陽子)は、
ある日息子・元彦(山田哲平)を連れて出かけた
デパートの屋上で祐介(沖田浩之)と5年ぶりに再会。
14歳下の祐介は、かつて真弓と愛しあった青年だった。
一見、平穏無事に見える真弓の家庭も
島尾が隠れて浮気していたりでそれなりにガタガタ。
ある時、島尾が浮気相手とホテルから出てくるところを
目撃した真弓は追おうとするが、祐介に止められる。
そして、祐介が元彦を連れ去ったことから――という話。
感想
1985年1月15日放送ってことは成人の日。
闇に舞う蝶・パピヨンは1年後か。
山本陽子さん=パピヨンだなあ、自分らは。
世代的にリアルタイムなんでねえ、そのイメージが強い。
沖田浩之さんは歌手から本格的に役者の道へ進む時期というか。
金八先生パート2は再放送でみんな観てましたわな。
この頃、二人が恋愛関係にあったというのは
いろいろなところで語られているので省略。
ホントのことは当人たちにしかわからんのだから、
あれこれ他人が邪推することではないわいな。
元彦が実は・・・というのは想像の付く話で。
まあ、それ以外に何があるのって気もする。
さざ波がたった家庭も、一応元通りにはなるのだが。
しかし、これから幸せが待っているとは到底思えない。
ラストシーンの草枯れた道を、離れて歩く姿はその象徴かも。
まあ、どこの家庭でもそんなもんだろうけどねえ。