高林鮎子シリーズ31「寝台特急トワイライトエクスプレスの罠」を観る

2003年火曜サスペンス劇場枠にて放送。
高林鮎子シリーズ第31弾。
原作は津村秀介『札幌月寒西の死線-トワイライトエクスプレスの罠』。
ゲストは川上麻衣子、渡辺美佐子、杉本哲太、川崎麻世など。

あらすじ

以前、草鹿法律事務所に研修に来たことのある
弁護士・梶本(川崎麻世)が何者かに殺害された。

梶本の死体が発見されたのは、北海道・千歳にある
梶本の友人・菅原(杉本哲太)のマンション。

菅原と一緒に死体を発見した
梶本の婚約者・紀子(川上麻衣子)が疑われるも、
紀子は梶本と一緒にトワイライトエクスプレスに乗っていた。

紀子の母親・久子(渡辺美佐子)から
依頼を受けた鮎子&慎平はいつものごとく調査に。

検屍結果によれば、犯行推定時刻は
トワイライトエクスプレスが山形県酒田市を過ぎたあたり。

列車に乗っていたはずの梶本が、どうやって千歳に向かったのか。
また、誰がいつどうやって殺害したのか。
ノンストップの列車から忽然と消えた謎を追う鮎子と慎平が掴んだのは――という話。

感想

なかなか評価の分かれそうな作品。
大がかりな事件設定、はたまた人物設定はいいと思うんだけど。
ゲストもそれなりに豪華だし。
チョイ役でも田山涼成、鈴木ヒロミツ、ミッキーカーチスなど多彩だし。
子役は美山加恋だし、芦川よしみ、二代目コロンボ石田太郎までおるし。

なんだけど、いかんせん事件そのものがねえ。
思い切りコンビニの防犯カメラに映るって、
どこが完ぺきな計画やねんみたいな。

鮎子&慎平が出張らんでも、
普通に警察が捜査やったら終わるでしょみたいな。
食事一つ取ってみても、それトリックになってないんちゃうと思う。

あと、ヤマがありそうでないのよねえ。
スイスイ~っといっちゃうみたいな。
設定がいいだけに、非常にもったいない話。

トワイライトエクスプレスも人気だったなあ。
チケットがなかなか取られへんので、
取って大喜びしてた人が昔働いてた会社におったねえ。

アンタ、一緒に行く人なんかおらへんがなと思ったものだが(笑)

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