1996年火曜サスペンス劇場にて放送。
高林鮎子シリーズ第19弾。
原作は津村秀介『葡萄』。
ゲストは杉田かおる、中本賢、白鳥夕香、深江章喜など。
あらすじ
山梨県石和温泉近くのブドウ畑で、男の刺殺体が発見された。
被害者は地元で郵便局長を務めていた染谷(深江章喜)。
凶器である特殊な鋏を購入していたこと、
染谷と言い争いをしていたことがわかった江口芙美江(白鳥夕香)が逮捕される。
芙美江の姉・栄子(杉田かおる)から弁護を依頼された鮎子は、
毎度のごとく慎平さんと調査に奔走、芙美江を釈放させる。
しかし、調査の過程で江口姉妹の父親が4年前に
郵便局で横領疑惑をかけられ、自殺していたことが判明。
アリバイはあるが犯行動機はある姉妹は本当に無実なのか。
さらに、石和の事件と近い日に発生した京都での殺人は可能なのか。
鮎子、慎平、草鹿のトライアングルが導き出した答えは――という話。
感想
この頃になると、よくいえば洗練された作り、
悪く言えばシステマチックな作りというか。
ま、こうなるでしょうねみたいな。
驚きはないというか、グッとくる部分がないというか。
ブドウ畑は圧巻ですけどねえ。
いつだったか、甲府に行った時かなあ、
タクシーの運転手さんが温暖化で
そのうちブドウは作れなくなりますよって言ってたけど。
石和温泉って駅前に足湯あったけど、今でもあるんかね。
寝台特急北斗星は今はもうない。
ゆっくり旅がしてえなあ。
宝くじでも当たらんと不可能だが。