深作欣二57・松竹映画「いつかギラギラする日」を久々に観る

1992年公開の松竹映画。
バブル崩壊後に放たれたアクション映画。
監督は深作欣二、主演は萩原健一。
木村一八、千葉真一、荻野目慶子、原田芳雄、多岐川裕美、石橋蓮司、樹木希林などが出演。
公開当時より今観た方が響くもんがあるような。

あらすじ

神崎(萩原健一)は昔の仲間・井村(石橋蓮司)、
柴(千葉真一)とともに北海道で温泉ホテルの売り上げ二億円強奪を企む。

現金輸送車を襲い計画は無事に成功したが、
二億円入っているはずのケースには5000万しかない。

話をもちかけたディスコのマネージャー角町(木村一八)は
予想外の出来事に憤るが、神崎はとりあえず金を四等分することに。

しかし、その時井村が銃を向けた――。
ここから各自の思惑がからむドンパチ、逃亡、裏切り、そして死が。

果たして最後に生き残り笑うのは誰か――という話。


感想

公開当時観た時は良くも悪くもねえなあみたいな。
面白いと言えば面白いんだけどあまりワクワク感はなかったのよね。
時代のせいかもしれんけど。

今観た方が素直に面白がれるのはなんでかな(笑)
ショーケン、千葉ちゃん、石橋蓮司の中年男三人が
木村一八と荻野目慶子の若者2人に翻弄されまくるというのがメインストーリー。

なんちゅうのかね、こういうアクション映画に
登場する主人公に共感できるかどうかがまず大事になってくるんだけど
そのあたりが公開当時は真面目な学生(笑)だったからもひとつだったのかな。

ま、今みたいにいいかげんな中年になったら
誰かといえばとにかく借金返したくてしょうがない井村に肩入れしたくなるのだが(笑)

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