1969年公開の東映映画。
とうとう異常性愛記録とタイトルにまでつくようになった。
ただただ変態行為が炸裂する伝説のカルト映画。監督は石井輝男。
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あらすじ
典子(橘ますみ)はバーのママ。
ある日、デザイナーの吉岡(吉田輝雄)に惹かれ速攻寝る。
しかし、典子には毎日身体を求める深畑(若杉英二)がいた。
このおっさんは工場経営している奴で妻も子供もいる。
典子をレイプして以来ずるずる関係を続けしかも変態。
嫉妬深いわ他人のいるところでやろうとするわ
ニューハーフとSMに耽るわロクなもんではない。
そんな変態おっさんが典子と吉岡の関係に気付いたからさあ大変。
おっさん、典子をボコボコに。
自分のことは棚に上げてオメーらなめんなよ、
男殺してお前にゃ硫酸かけたるぞケッケッケッ、
と言うたわけじゃないがまあ似たような脅迫をする。
典子は何とかこの変態と別れようとするのだが――という話。
感想
サド、マゾ、ホモセクシュアルとアブノーマル全開映画。
まあ観ようによってはDVとストーカー問題先取り映画と言えるかもしれない。
ハレンチなんて現代では使いませんわな。
ハレンチ学園ってこの頃だっけ。あれなんか可愛いもんですわな、これに比べりゃ。
破廉恥って感じの方が似合う映画と言えるかも。
女優もなり手がいなかったのか毎度おなじみの面々しか出てこない。
ま、男もだが。
石井輝男映画の良心ともいうべき吉田輝雄さんが活躍。
見どころは若杉英二さんの怪演といったところか。
時代劇たくさん出ていた人なのに。
斜陽になると人の人生も変えてしまうのね。