アイドル映画「ピンク・レディーの活動大写真」を観る

1978年公開の東宝映画。
当時人気絶頂のピンク・レディー主演映画。
二人のヒット曲が全編にわたり流れ、笑いありアクションありの
奇想天外なファンタジー映画となっている。

あらすじ

映画企画会議で頭を抱える製作者、監督、脚本家の3人。
彼らは人気絶頂のピンク・レディーの主演映画のアイデアを出し合っていた。

今、彼女たちはロサンゼルスでレコーディング。
彼女たちが帰ってくるまでに企画を決定しなければ――。

脚本家(秋野太作)の企画は次の通り。

ケイは看護師、ミーはその妹で信用金庫で働くOL。
ケイはある日、患者(春川ますみ)の息子の嫁になってくれと言われる。

その息子(田中健)は貿易会社に勤める将来有望株。
ケイがミーにそのことを打ち明けると、実はミーにも好きな人が。

ミーの好きな人はスナックでバーテンをしている人だという。
その話を聞いて不安に感じたケイはスナックに行く。
すろとびっくり、そこにいたのは貿易会社に勤めているはずの患者の息子。

実は彼の会社は倒産していて、病気の母親に心配させないため嘘をついていた。

彼の本当の気持ちを察したケイは身を引くのだった――。


ベタな恋愛話に気乗りしない製作者(石立鉄男)。
彼はSF映画のストーリーを考えていた。

ケイとミーはサーカスの団員。
二人は南極で発見された珍獣モンスターの飼育係。
団長にいじめられた二人はモンスターと共に逃げ出す。

逃避行を続ける二人とモンスターだが、団長に発見されピンチに。
すると空からUFOが。

実はモンスターは宇宙人だったのだ。
ケイとミーは宇宙で住むため、人体改造手術を受けるのだが
何の因果か二人は透明人間になってしまう――。

これにボロクソ言ったのが監督(田中邦衛)。
あほか、ボケか、アクションに決まってるだろうが、西部劇やろうぜ。

舞台はテキサスの街はずれ。
二人は酒場のショーダンサー。

ケイは流れ者のシュガー(岡本富士太)に恋心。
このシュガーを街のごろつき一家マードックたちは目の敵に。

シュガーはいじめられているケイとミーを助け、
マードック一家の一人を射殺し旅に出る。

シュガーを執拗に追う保安官とマードック一家。
三者が顔を合わせ、拳銃が火を噴いたその時――。

三者三様のストーリーはかみ合うはずもなく、大げんかに。
そこにロサンゼルスから国際電話が――という話。


感想

ありましたな、こんな映画。
まあ忙しい中、よく撮影できたもんだ。

ペッパー保安官って完全にギャグですな。
ケイちゃんの入浴シーンって何となく覚えてた。

ケイちゃんのバタ臭い顔って好きだなー(誉め言葉、念のため)。
今日まで影響のあるアイドル・デュオってことでは唯一無二の存在。

カメレオン・アーミーが出た頃なんだな。結構好きな曲。
こういうアイドル映画作れてたことが今となっては貴重。

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